「哲学とは何か/ドゥルーズ・ガタリ」第一章を読了した。
「概念」「領土化」「内在平面」といった哲学のキーワードを理解しつつ、政治学のキーワードである「革命」「民主主義」と連動させると論旨がはっきりする(政治学を勉強しておいてよかった)。
「《地盤を固める-建てる-棲む》という三位一体においては、建てるのはフランス人であり、地盤を固めるのはドイツ人であるが、棲むのはイギリス人なのである」という哲学地理学の概念は面白いと思った。
また「要するに、哲学は三度おのれを再領土化する」という言は分かりやすく、哲学書の例に漏れず後半になるほど理解し易いようである。
カントによれば「哲学の目的は、永遠なるものを観照することでもなければ、歴史を反省することでもなく、わたしたちのいくつかのアクチュエルな生成を診断することである」との事だが、私は哲学の目的とはその三つに加えて神知の獲得にあると考えている。
次は「哲学入門/バートランド・ラッセル」「哲学入門/フリードリヒ・ヘーゲル」「哲学入門/カール・ヤスパース」「哲学入門/木田元」「哲学入門/三木清」「新哲学入門/廣松渉」を渉猟する。
jleo
「概念」「領土化」「内在平面」といった哲学のキーワードを理解しつつ、政治学のキーワードである「革命」「民主主義」と連動させると論旨がはっきりする(政治学を勉強しておいてよかった)。
「《地盤を固める-建てる-棲む》という三位一体においては、建てるのはフランス人であり、地盤を固めるのはドイツ人であるが、棲むのはイギリス人なのである」という哲学地理学の概念は面白いと思った。
また「要するに、哲学は三度おのれを再領土化する」という言は分かりやすく、哲学書の例に漏れず後半になるほど理解し易いようである。
カントによれば「哲学の目的は、永遠なるものを観照することでもなければ、歴史を反省することでもなく、わたしたちのいくつかのアクチュエルな生成を診断することである」との事だが、私は哲学の目的とはその三つに加えて神知の獲得にあると考えている。
次は「哲学入門/バートランド・ラッセル」「哲学入門/フリードリヒ・ヘーゲル」「哲学入門/カール・ヤスパース」「哲学入門/木田元」「哲学入門/三木清」「新哲学入門/廣松渉」を渉猟する。
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