大阪維新の会は、権力者のお歴々に権力を吸われ勢いを削がれつつある。

橋下氏は、大阪維新の会の公約を実現したいなら、時の権力者におもねるのはやめるべきである。

私が国際政治で時の権力者との紐帯を活用できているのは、我が国家社会主義大和労働者党が国際政党であり純粋な政治力を問われる分野(政治思想)でしか活動していないからであり、地域政党で純粋な政治力ではどうにもできない分野(行政)で活動する大阪維新の会の場合は、権力者とは一定の距離を取るべきだと考える。

そうしないと、革新を謳う維新の会もただの現状肯定勢力(民主党がそうなりつつあるが)になりかねない。

この点我が党と私は、国際政治では権力獲得のため積極的に動くが、国内政治では権力者とは一定の距離を置いて権力獲得を慎重に避けている。

国内政治で権力者になる事は「サークルにおけるホモ・サケル」になる事であり、国際政治で行動する上で思想的足かせになると考えるからである。

大阪維新の会の橋下氏は「地域における権力者」にはなれても、せいぜい国内政治にイメージレベルで覇を唱えるのが関の山である(批判ばかりされて時期が過ぎると嫌われる難儀な役目である)。

橋下氏が日本の国内政治の持久戦ベースの政略に巻き込まれ権力を失っていくのを見るのは忍びないが、これも政治である。

jleo