「国際政治3/ハンス・モーゲンソー」を読んでいる。

引用は余り多くないが著者自身の考えがしっかりしているため安心して読める作品である。

小難しく書いてはあるが、国際政治の学徒なら「アナーキカル・ソサエティ/ヘドリー/ブル」と並ぶ必読書であり、政経学部レベルの読書クオリティなら半期で一冊ずつ読了するペースで学習すればよいだろう。

学生時代のゼミの先生が「核との対話/モーゲンソー」を課題図書にした事があったが、その時「国際政治/同」に言及しなかった理由が分からない(同書は国際政治の基礎というよりは応用であり、学部レベルの学習には高級過ぎたかもしれないが)。

このような安心して読める良書を渉猟する方向性を具備しつつ。

jleo