「中国は、いま/国分良成」を読了した。
私が講義を受けた事のある慶大法学部政治学科教授連と外交畑第一線で活躍する著名人らによる合作であり、面白く読めた。
結論部分で国分氏が「中国に関する予測は外れた事が多い」としていたのが示唆的であった。私もそう想う。
中国は「器」であり器を壊そうとする内憂外患には共同で当たるが、普段は渾然一体としており理論的分析に適さない、というのが私の(GPA理論的)見立てである。
中国の対外政策に所感を述べる事はできてもその内在的論理を究明するのは困難という事であり、それに関しては前便に触れた通りである。
私としては、(刀遣いとして)中国の「器」としての芸術性や利便性を高める手伝いをしつつ、必要があれば「器」を革命的に再創出する事も視野に入れて「行動」していきたい。
ちなみに「器」たる中国の「中身」については、飾るなら空気・使うなら水か酒を入れる事になるだろう(私は水を入れたいが、中国の創意は何を入れるを選択するだろうか)。
jleo
私が講義を受けた事のある慶大法学部政治学科教授連と外交畑第一線で活躍する著名人らによる合作であり、面白く読めた。
結論部分で国分氏が「中国に関する予測は外れた事が多い」としていたのが示唆的であった。私もそう想う。
中国は「器」であり器を壊そうとする内憂外患には共同で当たるが、普段は渾然一体としており理論的分析に適さない、というのが私の(GPA理論的)見立てである。
中国の対外政策に所感を述べる事はできてもその内在的論理を究明するのは困難という事であり、それに関しては前便に触れた通りである。
私としては、(刀遣いとして)中国の「器」としての芸術性や利便性を高める手伝いをしつつ、必要があれば「器」を革命的に再創出する事も視野に入れて「行動」していきたい。
ちなみに「器」たる中国の「中身」については、飾るなら空気・使うなら水か酒を入れる事になるだろう(私は水を入れたいが、中国の創意は何を入れるを選択するだろうか)。
jleo