昨日は、年に二回の学会の会合であった。
演目は「イーリアスにおける英雄達の名誉と死」。
アキレスがアガメムノンに戦利品であった側女を奪われた事から始まり、トロイ戦争の中の武将達の命のやり取りを通して、アキレスが戦利品とは別の名誉(死と引き換えに人間に対する究極的理解を得る事)に達するまでが描かれる叙事詩である。
手塚治の「火の鳥」などでおおまかなあらすじは知っていたが、アキレスの視点から見るとまた違った味わいがあると思った。
学会会長である父が解説を書いている「トロイヤ物語/阿刀田高」を読んでみるつもりである。
イーリアスはアエネーイスなどに比べて政治的ダイナミズムに欠けるので、読んでいて私にとって面白味があるかは分からないが。
jleo
演目は「イーリアスにおける英雄達の名誉と死」。
アキレスがアガメムノンに戦利品であった側女を奪われた事から始まり、トロイ戦争の中の武将達の命のやり取りを通して、アキレスが戦利品とは別の名誉(死と引き換えに人間に対する究極的理解を得る事)に達するまでが描かれる叙事詩である。
手塚治の「火の鳥」などでおおまかなあらすじは知っていたが、アキレスの視点から見るとまた違った味わいがあると思った。
学会会長である父が解説を書いている「トロイヤ物語/阿刀田高」を読んでみるつもりである。
イーリアスはアエネーイスなどに比べて政治的ダイナミズムに欠けるので、読んでいて私にとって面白味があるかは分からないが。
jleo