アテネフランセでフランス語を受講した後、国会議事堂の近くの憲政記念館でやっている「大正デモクラシーと政治展」を見に行った。

大正時代後期は関東大震災と金融恐慌が特筆すべき事件であり、今の日本の情勢と符合するところもある。

日本はその後昭和になって戦争に突き進んでいったわけだが、そこまで符合しないよう思想家や政治家は作為的・不作為的に戦争の芽をつんでいかなければならない。

また、母方の祖父・野崎貞孝(軍人の長男なのに軍人にならず)が築地小劇場(日本の新劇勃興期の中心的存在)にて脚本を書いていたという事を聞いた。

大正デモクラシー期に青春を送っただけあって、貞孝さんはなるほど色々やってるな、という印象である。

ちなみに貞孝さんの父・善蔵氏(日露戦争で二階級特進)は野崎男爵家の子弟ではあったが傍系で、母・鋭子は黒田男爵家の子女であった。

私は「両曾々祖父が華族」という事になるだろう。

jleo