OPECの天然ガス版が、石油との価格差を一定に保つ事に腐心するらしい。

石油価格が高騰しているのは経済的な要因もあるが、「国家の血液」とも呼ばれる政治思想的な石油への投機の正当化がその主たる理由だろう。

天然ガスも政治思想的裏付けを得られれば、石油価格との差も縮減されるだろう。差し当たり「国家の呼吸に必要」でどうだろうか。

また「(OPECのように)生産量を調節して国際価格を操作するような事はしない」との事だが、政治的圧力をかけて国際価格を調節する事はあり得る(たとえ意識していなくても外観上そうなってしまう)。

天然ガスの資源としての安定性のアピールという政治的効果を狙うなら、「天然ガスは液体にも気体にもなる。その価格管理もしかり」とでも言うべきであったように想う。

jleo