NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったか・第一集・第二集」を見た。
戦前日本外交が確固たる外交方針を立てないまま状況に流され開戦に至った事と、戦前日本陸軍が第一次大戦の総力戦への衝撃と二大政党への政治不振から組織改革に勤しみ、現場の暴走である満州事変を不問に付した結果独断専行を抑えきれなくなり、やがて国益よりも組織の論理を優先して破滅的な戦争に国家を導く、という内容だった。
現代日本に対置すると、対テロ戦争の情報戦への衝撃と二大政党への政治不信から私が謀略ではなく国際政治の舞台上に仮想・満州国を建国した事についてそれを日本が不問に付した結果、私が日本をどこかに導く、という筋書があり得る。
どこに導くかはさておき、日本は戦前のリソースをまだ存分に活かし切れていないと思う。「冥福を祈る」ためにも、戦前のリソースをもっと活用すべきであろう(無論戦前の論理に流される事なく)。
遠山拝
追伸・私の先祖である鈴木宗作が支那方面軍の参謀として出てきたのが印象的だった。
戦前日本外交が確固たる外交方針を立てないまま状況に流され開戦に至った事と、戦前日本陸軍が第一次大戦の総力戦への衝撃と二大政党への政治不振から組織改革に勤しみ、現場の暴走である満州事変を不問に付した結果独断専行を抑えきれなくなり、やがて国益よりも組織の論理を優先して破滅的な戦争に国家を導く、という内容だった。
現代日本に対置すると、対テロ戦争の情報戦への衝撃と二大政党への政治不信から私が謀略ではなく国際政治の舞台上に仮想・満州国を建国した事についてそれを日本が不問に付した結果、私が日本をどこかに導く、という筋書があり得る。
どこに導くかはさておき、日本は戦前のリソースをまだ存分に活かし切れていないと思う。「冥福を祈る」ためにも、戦前のリソースをもっと活用すべきであろう(無論戦前の論理に流される事なく)。
遠山拝
追伸・私の先祖である鈴木宗作が支那方面軍の参謀として出てきたのが印象的だった。