中国は中華思想を革命でうまく回していく器である。
中華思想はことなかれ主義や根拠なき優越的自我に現れる事もあるが、本来は様々なものを容れる器に存する主観であり、本来基本的に他文化に対して開放的で寛容である。
この点中華の「太和(たいわ)」は日本の「大和(やまと)」と違い他文化の受容段階で姿を隠さないが、「大和(やまと)」は他文化の受容段階で一度滅し最終的な主観が問題となった時顔を出す。
その意味で中華人民共和国建国革命は「太和(たいわ)」より「大和(やまと)」に近いのである(毛沢東は建国段階で理念的には満州国をモデルにしたと言われる)。
台湾に受け継がれた「太和たいわ」をそれが優越する形で取り込みコントロールする事が、中華人民共和国として民衆の支持を取り付ける一番の方途だろう。
それが中共の人民民主主義独裁に都合が悪いとしても、また台湾総統の意図するところでないとしても、台湾の総意が中国の意思でなくてはならない。
ちなみにそうすると、中国の進むべき道は今のところは「自衛力の増強」という事になるだろう。
玲央
中華思想はことなかれ主義や根拠なき優越的自我に現れる事もあるが、本来は様々なものを容れる器に存する主観であり、本来基本的に他文化に対して開放的で寛容である。
この点中華の「太和(たいわ)」は日本の「大和(やまと)」と違い他文化の受容段階で姿を隠さないが、「大和(やまと)」は他文化の受容段階で一度滅し最終的な主観が問題となった時顔を出す。
その意味で中華人民共和国建国革命は「太和(たいわ)」より「大和(やまと)」に近いのである(毛沢東は建国段階で理念的には満州国をモデルにしたと言われる)。
台湾に受け継がれた「太和たいわ」をそれが優越する形で取り込みコントロールする事が、中華人民共和国として民衆の支持を取り付ける一番の方途だろう。
それが中共の人民民主主義独裁に都合が悪いとしても、また台湾総統の意図するところでないとしても、台湾の総意が中国の意思でなくてはならない。
ちなみにそうすると、中国の進むべき道は今のところは「自衛力の増強」という事になるだろう。
玲央