移民政策はどのようであるべきか。

特に日本の場合、移民は受入国民法典における信義則を体現する事を企図すべきであり、受入国はその民法における信義則を体現した移民に関しては国民に準じた扱いをするべきと考える。

私の例に触れると、私は戦時(湾岸戦争期と対テロ戦争期)において一時的に日本国から思想的に離脱・独立し、世界政治のエートスと同調しそれを操作した。

その状況から日本社会に復帰するに当たり鍵となった概念が、日本国民法典に云う信義則を体現するという事であった。

私の場合は言わば「日本社会に移民した日本民」というケースだったのである。

この点、アメリカにおいては銃の扱いが信義則を体現する上で一つの分水嶺になるだろうし、ヨーロッパにおいては歴史にどう向き合うかがやはり同様の分水嶺になるだろう。

移民は安い労働力を提供し犯罪率を押し上げ国家の歴史的な思想を曖昧にする存在であるが、それぞれ信義則・銃の扱い・歴史認識の点で努力する移民は準国民に格上げしてもよいと想う。

遠山拝