天皇陛下が災害被災地に自衛隊機で訪れるのは、「天皇が陸海空軍を統帥する」目的にもとらず、また自衛隊の被災地支援が「人間の安全保障」の観点からの個別的あるいは集団的自衛行為であると言えるため、合憲である。

(天皇が統帥する目的を達するためには陸海空軍の運用は自衛的でなければならないため、天皇の存在が戦前のような軍部の独走に対する絶対的な歯止めになり得る)

遠山拝