12/4 8:10終
彼女を好きになれたことで精神的に非常にプラスになったと思う。今まで人の言うことに
気に入らない点があると心にたまった正体のわからないうやむやを発散するかのように攻
撃したりしていた。しかし、そのうやむやの一部が恋愛感情として別の次元に昇華された
ことで、なにやら気に入らない点があっても心血を注いで攻撃することはなくなったように思う。すなわち、そういった攻撃をマイナス、うやむやをゼロ付近、恋心をプラスと思ってもらえるとわかりやすいかと思う。つまりそれまで流されて全てが-因子となっていた心理が一部絶対的な+因子に変化したことによって相殺され相対的に-の絶対値が下がったということである。
そこで新たな恐れが出現する。
今までは人に愛されない心配より人を愛せない心配の方が自分の心理にであるために重要な問題として損じしていて、前者の問題のかげはうすく、なりをひそめていた。
しかし人を愛せた今、人に愛されない悩みが最も解決すべき問題としてうかびあがってきた。人を愛せないために人に愛されないような生き方をしてきた私の人格にとってそれはその存在意義をもくつがえさんばかりのものとなり得る。
まあ、世の中女は一人じゃないという私の恋愛観と根本的に矛盾している命題に励まされ、行動に出さなければ何もはじまらないという自らの経験則によって、“当たって砕けろ”的な心情によって所謂青春の一ページを綴るため行動をおこそうと結審した今日この頃いかがお過ごしでしょうか?