「実践論・矛盾論/毛沢東」「日本政治「失敗」の研究/坂野潤治」「外交による平和/細谷雄一」を相次いで読了した。
前者は右翼日和見主義と左翼空論主義に警鐘を鳴らし、マルクス・レーニン主義が矛盾を権力基盤にする旨を述べていた。
中者は大正デモクラシーの流れが現在の日本国政界に引き継がれていないと論じ、欧米だけでなく日本の過去からも教訓を汲むべきだと述べていた。
後者はイギリス最後の偉大な外交員アンソニー・イーデンの活躍について述べており、「戦術」はあっても「大戦略」がなかったイーデンのスエズ危機での凋落を論じていた。
次は政治学はちょっと休み、文学作品「戦争と平和 2/レフ・トルストイ」「響きと怒り 上/ウィリアム・フォークナー」等を読み進める事にする。
遠山拝
- 実践論,矛盾論 (岩波文庫 青 231-1)/毛 沢東
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- 日本政治「失敗」の研究 (講談社学術文庫)/坂野 潤治
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- 外交による平和―アンソニー・イーデンと二十世紀の国際政治/細谷 雄一
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- 戦争と平和〈2〉 (岩波文庫)/トルストイ
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- 響きと怒り (上) (岩波文庫)/フォークナー
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