正月早々、NHKBSで「世界特派員(藤原帰一司会)」を見た。
現状の分析としては及第点以上であり、日本を過大評価せず世界情勢をまとめた良番組であった。
が、アメリカを舐めすぎである。
アメリカは大和の断片から大和を工業的に量産する事ができる国である。
その事を踏まえれば、第二次大戦時仮に開戦時に日本の大和のキャパシティがアメリカのそれを上回っていたとしても、戦況が長引くにつれアメリカが保有する大和の総量が飛躍的に増大していき、例え天皇直系男子皇孫四人が協力して全力で当たったとしても、経戦4年目にはすでに精神的物量においてもアメリカに圧倒されていたと思われる。
大日本帝国がアメリカ合衆国に克てたと言い得るのは唯一、アメリカに初めて全力を出させたという形で歴史に名を刻んだ点ではなかろうか。