赤羽刀というのは、第二次大戦後に米軍が日本で回収して日本国政府に譲渡したものなんですね。
関係あるかどうか分かりませんが、戦国時代の「赤羽衆」という架空の(?)異能軍事組織を描いた「天上天下」という漫画がありますよ。
それに出てくるキーアイテムである「式刀・霊毀(ちょくとう・れいき)」という刀は、異能の力を無効化する能力がある、という設定です。
ちなみに、異能の力を無効化するその刀を異能の力を無効化する異能を持つ千姫が持って、、というストーリーですよ。
それはさておき、嘉永という事は幕末維新が始まる頃の刀なんですね。
僕は、日本刀の中では幕末の真剣が一番破壊力があると思ってます。反りが弱いので刺突に向いてるんですよ。
嘉永の頃の刀なら、状態にもよりますが売るとしても100万では効かないと思います。幕末系の博物館は結構欲しがるんじゃないでしょうか。
また、第二次大戦を日本国内で生き抜いた刀ということは、実戦では使われなかった可能性が高いです。
現代新作刀の相場がだいたい100万くらいなので、150万円くらいが妥当な線ではないでしょうか。
ちなみに、僕も家伝の備前長船を備前の長船博物館に寄贈しようと思ったことがあります。
それは、プロの手で管理してもらった方が刀の保存にはいいかな、と思ったからです。 寄贈というより貸出って感じですね。
管理が行き届かない刀を博物館に預かってもらうのはいいんじゃないでしょうか。