リーフ王子の北トラキア解放の後セリス軍はトラキアを攻略し、自由都市ミレトスを経て、アルヴィス皇帝の守る祖国シアルフィに至る。


エンペラー・アルヴィスは、運以外のパラメータがMAXの30(力だけ27)で、スキルが大盾・カリスマ・見切りであり、聖炎ファラフレイムの戦力アップも加わってかなり強い。


ただ、スキルなしでは追撃が発動しない「聖戦の系譜」のシステム上アルヴィスの攻撃は一回が限度であり、それに耐えられる神器を使えるユニットで削り、イベントで手に入る聖剣ティルフィング×セリスでトドメをさすのが王道である。


やはり追撃は速さ-武器の重さの多寡で発動すべきであり、聖戦の系譜の難点を挙げる場合、追撃がスキル扱いである事がまず挙げられるだろう(また、武器を戦闘中に受け渡すができないことや、軍内共通の資金がないことなども、改善すべき点である)。


さて終章は、ユングヴィ公子スコピオ率いるバイゲリッターを全部パティ(ユングヴィ公女・ブリキッドの娘)で倒し盗んだ金を全部セリスに貢ぎ(ティルフィングの修理代)、チートで作った聖剣ティルフィングと正規の聖剣ティルフィングの二本でイシュタル(フリージ公女・雷神トールハンマーを継承)とユリウス(アルヴィスとディアドラの息子・闇竜ロプトゥスを継承:ラスボス)以外を斬る、という感じだったのでほとんど割愛するが、何はともあれマンフロイと十二神将をセリス×聖剣ティルフィングで斬ってからが本番である。


ちなみに終章だけで100体以上斬るわけで、チートの聖剣ティルフィングの必殺確率は最終盤には猷に80パーセントを超える。それにセリスのステータスと聖剣ティルフィングの戦力アップを合わせれば、イシュタルとユリウス以外は撃滅できる道理である。


シアルフィに向かってくるアリオーン(トラバントの息子・天槍グングニルを継承)をアルテナ(キュアンとエスリンの娘・地槍ゲイボルグを継承)で説得しバーハラ王宮付近で待機させれば、シアルフィで待機しているコープル(クロードの息子・聖杖バルキリーを継承)とネールの聖斧スワンチカ(ドズル家当主・マスターナイト・ブリアンは終章序盤でセリスが斬っている)を除いた全ての神器とその使い手が王都バーハラに集ったことになる。


そこでユリウスの倒し方だが、ストーリー的には「魔剣ミストルティンで闇を切り裂き、神剣バルムンクで闇を打ち払い、聖剣ティルフィングで闇を照らす」に沿った方がいいのだろうとは思うが、魔剣ミストルティンを継承したアレスが父・獅子王エルトシャンより弱いため、ユリウスの魔竜ロプトゥスに耐えられない事が多い。


それも考慮すれば、リーフ×リザーブorリカバー(HP回復)→アレス×魔剣ミストルティン→シャナン×神剣バルムンク×→セリス×聖剣ティルフィング→セティ×神風フォルセティ→ファバル×聖弓イチイバル→アーサー×聖炎ファラフレイム→アルテナ×地槍ゲイボルグ→アリオーン×天槍グングニルで攻撃し、撃破されたユニットをコープル×聖杖バルキリーで復活させユリア×聖竜ナーガ(イベントで入手)でトドメという流れがストーリーと合致すると思われる。


ただ、セリス軍で最も総合的パラメータが高いユニットは、実はマスターナイト・リーフである(以前はチートでリーフに聖斧スワンチカを持たせ突撃させたこともあるが、バイナリでないとその類のチートはできないため今回は断念)。


マスターナイトは闇魔法以外の全ての武器レベルがAであり(光魔法はC)、高いパラメータを誇るマスターナイトであるリーフが神器を扱えれば、間違いなく「聖戦の系譜における最強ユニット」であろう。


リーフが主人公である「トラキア776」を遊びつくしたゲーマーには、ユリウスに対して最初にチートの聖竜ナーガで削り、同じくチートを含めた神剣バルムンク×3とチートの聖剣ティルフィングでさらに削り、マスターナイト・リーフの光の剣でトドメを刺す、という流れが一番しっくりくるかもしれない。