以下ネタばれ。


「涼宮ハルヒの憂鬱」は、名前の通り(?)、「大和を展開するむき出しの特異点」と「天才未来人」「情報統合思念体の対有機生物用上級インターフェース」「とある組織に所属する超能力者」及び「絶対観測者」によって織りなされる、事象の地平線上のむき出しの特異点とその観測者との距離感の遷移を描いたSFマンガの政治的統合原理になり得る作品である。・・と言ってしまえば実も蓋もない。


が、キャラ原案者及び作者は、そう断ぜられることを望んでいるはずである。