今日は母方の墓参りに青山墓地に行った。


帰りに青山学院大学正面の「野菜畑」まで歩いてそこで昼食を食べる、といういつものコース。


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途中なんとかいう右翼の街宣車が「ロシア北方領土即時返還」って言ってた。


でも、アメリカが南洋諸島でやったようにもしロシアに北方領土を飛び石されてたら、北海道分割統治もすぐそこである。


つまり北方領土は陸軍国ロシアの名誉感情を満たすために占領されたわけで、それを返還させるのはロシアの名誉感情の一部を切り取る行為であり、よほどの政治努力が必要である。


なんとかいう政治結社は、政治家にでもなって外交努力してから、そんな感じの事を言ってもらいたい。そうすれば日本の有権者もそれなりに憑いてくるはず。


要するに、日本の右翼の演説は耳に心地よいが現実的ではない。


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あと、長崎原爆投下の日である今日八月九日、長崎でキリスト教が盛んだった理由に思い当たった。


「ながさき」とは、やまと言の葉においては「名が先」である。


つまり、親から変な苗字を受け継いだり変な名前を付けてもらった人が、「言葉の相克機能(諸刃の剣)」を謳うキリスト教に入れ込んだのではないか。


やまと言の葉においては、それは「先にお前が結論出して行動しろ」という社会的圧力に変わり得るからである。


やまと言の葉恐るべし。


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そのあとテレビで北京五輪の開会式(録画)を見た。


なかなかよさげだったが、NHKのアナウンサーの不学に嘆きつつ、トラックの真ん中で踊っている娘々(にゃんにゃん)の怪訝な顔に釘付けである


あと、あの聖火台に点火したおっさんだれ?みたいな。