息子は野球部同窓会、成人式に同窓会…と昨日から大忙し。
私もちょっと🤏忙しい"振り"をするのに忙しい…?
■気になっていたスピーカーのf特
NTS-115Aですが、回路図を見るとLPFが入ってますが受信音で損をしている感じです。
変な所にピークがある感じがしていたので、ちょっと確認してみることにしました。
■雑な実験
あくまでも参考レベルすら無い試験条件である事を先に書いておきます。
やったのはNTS-115Aのスピーカー単体のf特を聞いてみた事。
エンクロージャーが無く、人間の耳の特性(ラウドネス曲線と言われ、3-4kHz辺りの感度が高い等の周波数感度特性)もあえて含めたテストです。
いきなりテストです。
Sweep周波数は500Hzから3kHz。上が3kHzで止めたのはAM変調の帯域制限から。
これを聴くとわかると思いますが、
・母音となる低い周波数が出ない
・1.5kHzから急に音圧レベルが立ち上がる
というのが分かります。
すなわち、受信ノイズで支配的になりやすい1.5kHz〜と相性が良いf特性なので、聴きにくく、人の音声との分離度が悪い、と言うことが出来ます。
■安く簡単に改善してみる
じゃあどうするか?ですが、緩くても良いので上の特性を落とすのがベターです。
↓まずはノーマル
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、固有共振周波数付近でビリビリと言うようなビビリ音がすると思います。
これにfc1.2kHz位のフィルタを入れます。
↓LC1段パッシブフィルタ入り
音質は少し柔らかく、ビビリ音は消えたと思います。
実際にNTS-115Aに入れた訳では無いですが、外部SPに入れるのも有りと思います。
可変型では有りませんが、固定式でも意外と使い物にはなるものです。また、パッシブは回り込みの心配も無く、電源不要、そして超安く出来るのも特徴です。
なお、コンデンサはオーディオ用の無極性タイプが良いと思います。