3Dプリンタで作る無線グッズ | JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

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飛んでけ しょぼ波 どこまでも~

■便利な世の中

道具と言うのは、日々進化しています。ここ数年で、その恩恵を受けていると感じるのが”3Dプリンタ”。

通常、プラスチック製品は射出成形など金型を起こし作らなければいけませんが、この3Dプリンタとやらは、糸のようなプラスチック材料を一旦溶かし注射器の様なノズルから射出し積層することで、任意の構造を3次元で作ることが出来ます。

 

要は、CAD(設計製図するソフトウェア)さえ使えれば、たいていの欲しい物が作れてしまう時代になりました。

 

 

■ちょっとしたものを作ってみる

私らの様に、固定で無線運用をするよりも屋外で運用することが多いと、どうしても簡単にかつ使いやすくセッティングするというのがキーになります。

そこでいくつかの工夫をしています。

 

 

■FT-817/818用 スタンド&カバー

以前にも紹介しましたが、移動運用時に圧倒的な利便性を誇る名機FT-817/818があります。

ただ、ベタ置き+GAWANTにすると、どうにも使いづらいです。

そこで便利なのがチルトスタンド。

適度に角度をつけることで、ポーダブルCB機の感覚で使えるようになります。

 

で、単にチルトスタンドでは能がないので、一工夫をしています。

運搬時は、ひっくり返して差し込むことで、引っ掛けて折ってしまいがちな つまみ等の保護になります。

 

 

■ハンディー機スタンド

特小、デジタルコミュニティー、DCR、アマハンディー・・・とにかくライセンスフリーは無線機持ちです。

このとっ散らかりがちなハンディー機達を、大人しく整列して待たせる為のスタンドがコレ。

▲2台用

▲3台用

▲裏はベルトフックでロックされます

 

 

■IC-705用チルトスタンド

純正品でも設定がされているIC-705のチルトスタンド。

真四角過ぎて微妙に使いづらい705に角度を付けることで、圧倒的に操作性を改善することが出来ます。純正品は先月リリース予定だったものの、実質今月上旬に遅延してしまっておりますが、それもちょっと待てないので作ってみました。

 

■CB機用パワープロテクター

こちらも既に公開済みですが、SONYのハンディーCB機用の補修パーツです。

 

 

■利用価値は無限大

例えば家庭用の廉価製品は、以前よりも改良が進み、だいぶ良い成形状態になるようになったものの、それでも仕上がりは価格にどうしても比例してしまいます。

また、極端に大型なモノを作るプリンタも高額になりがちではあります。

しかしながら、アイディアさえあればあとは図面を書いてプリントするだけで色々なモノを具現化出来る素晴らしいツールなのは確かです。