ロマンチックがはじまらない | 海辺の小さな町から

ロマンチックがはじまらない

今日は珍しく朝から雨が降ったりやんだりで、朝の散歩のパスが続いております。実はベッドの中で「あ、雨降ってる」とにんまりしてしまった私。いけませんなー。

あ、そや、今けっこう降ってきた、車をカーポートの屋根のあるところから動かすべきかしら。いや、これがどーゆー意味か知りたいって人はこちら をどうぞ。

さて、今日の本題、いやそんなたいそーなテーマなんかないけど。

英語圏では、恋人や夫婦などのあいだで

ダーリン とか
ハニー とか
スイート ハート

などという呼びかけが使われるということをご存知かと思います。

そして実際よく使われております。
バンディーBさんところの長男3歳、「お母さんの名前は?」と聞かれて「ダーリン」と答えたそうですから。

ま、ラブとかこういう甘い言葉は別に恋愛関係になくても、知り合いじゃなくても使われたりしますが、それはさておき、

うちではそういう言葉は一切使われません。使うとしたら何か魂胆があるとき

私がわざとらしく "Darling,..." なんて呼びかけようものなら、すかさず
"What do you want?"ー「なにしてほしいわけ?」とビシッと返すのが定番。


昔ジィに「うちってロマンチックじゃないよね」とこの話題を持ち出したとき、今やもうハッキリ覚えておりませんが、ジィは「みんなが使う言葉なんて使うの面白くないよ」とかなんとかいって、「呼ばれたいなら(もちろん私は呼んでほしいなどと言ったわけではありません、念のため)こういうのもあるけど」と。

スヌッカムズ (snookums)

えぇー、響きがぜーんぜんかわいくない!

それから

ハニー バン (honey bun)

え、ハニー バム

ここで既に墜落ですね。

ジィ吹き出しながら、「ちがうって、バンっていうのは小さいロールパンみたいなもの。」

ハイハイ、バンって日本でもおされなパン屋に行ったら売ってます、パンのおいしい町神戸出身の私としたことが。。。

そして、そこで自分が言った言葉の意味の深さにはたと気がつく、ハニー バムって!(バムはお尻のことですね。)

その後この言葉は私たちの間のジョークの一つになりましたが、なぜかそーいうアホなことを言う英語力?だけのびてしまって、ある日、

「そういえばスヌッカムズ(snookums)ってスノッカムズ(snot comes)に聞こえるよね」と私。もともと最初のヌの音はノに近いし、またtの音ってこういうとき落ちるじゃないですか。
ちなみにsnotは鼻水など液体固体の別なく鼻から出るものとことです。

わたくし、日本語では常々品性を保つことを心がけておりますが、英語だと言葉に感覚が伴わないのでエライ状態になっているような気がします。

あ、でも、近頃ちょっと英語の感覚をつかめたかなって言う例があります。

マチュア(mature)って言葉はよく、「もっと大人になりなさいよ」、とか「年の割に分別あるわね」などというときに使われる、大人の、成熟した、分別のあるなどという意味の言葉ですが、あるとき話の中でジィが「マチュアーなジィ」とか言ったんですよね。たぶん、そのときジィの言いたかった像はどちらかといえばこういうのだと思うんですが、(実は意味なく言ったとは思うが)



イーストウッド


何度か「マチュアー ジィね、ふーん」とか言ってるうちに私の中に浮かんだイメージはこちら。





ブルーチーズ

            熟成したジィ。


今日も今日で、スーパーで蜂蜜を買った帰り、私がジィに言ったこと

"I bought honey today, Honey!' 「ハニー、今日ハニー買ったわよ」

つづけて、

"One is sweet, the other one is old and sour." 
「ハニーの一つは甘いけど、もう一つは古くって酸っぱいわよね」

oldに古いと年寄りのという意味があるのは周知のことですが、sourにも酸っぱいという意味の他に、気難しいっていう意味もあります。(実は私は最初もっとひどい別の単語を使ったのですが、ジィがもっといいサワーって単語を提案、いつも協力しあう私たち)


ねぇ、どうして我が家って全然ロマンチックじゃないの?

みなさん、主犯が誰かもうおわかりですね。


私の英語力育成に惜しみない協力を捧げ、多大な影響を与えてくれているジィです。


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