先月のことですが
忘備録として ここにー。
6月中旬の ある日曜日
「東京国立近代美術館」に行って来ました
東京では、8月25日まで開催中の
『 TRIO パリ・東京・大阪
モダンアート・コレクション 』展です⿻*.·
9月14日〜12月8日までは
大阪中之島美術館にて 開催予定です!
パリ、東京、大阪
3都市を代表する 3つの美術館による共同企画
「TRIO(トリオ)」展です
34のテーマに沿って
それぞれのコレクションから
ぴったりの作品をセレクトして
本展のためだけに
特別なトリオを組んで展示するという企画で
3つの美術館を代表する
作品たちの一期一会が楽しい展覧会です
この日、おろしたての
白いスニーカー♡
気にしてたわりには
意外と汚れてしまいw
ガチャガチャした人には
やはり白は、向かない模様です ←笑
「郵便配達夫」
佐伯祐三、晩年の作品です
東京ステーションギャラリーで見た
展覧会の記憶が甦ります
病で伏せっている中、偶然訪れた
郵便配達夫に 制作意欲を掻き立てられ
無我夢中で描いた、、、その絵でした
ね。
この郵便配達夫、このあとは
見かけなかったっていうんだよね
いつもの、ここら辺担当の
配達員じゃない、、みたいなのよ
だから後日、佐伯の奥さんが
あれって、、佐伯に希望を与えるために
現れた神様だったんじゃね?
みたいなことを 言ってるんだよね
←あ、実際は、こんな口調ではないはず 笑
でも、不思議よね〜。
佐伯祐三「郵便配達夫」
佐伯祐三
「レストラン《オテル・デュ・マルシェ》」
大好きな ユトリロがあったよー!
ユトリロ 久しぶりに見たかも(*´艸`)
彼の絵の中には
いつも、お尻の大きな女性がいて
そしてそれは大抵、後ろ姿なの
これは、女性嫌悪の現れだと
言われてるんだよね
ユトリロは
母とジャンヌダルク以外の女性を
嫌悪していたというから、、
そう見て取れるのだろう
モーリス・ユトリロ「セヴィスト通り」
モーリス・ユトリロ「モンマルトルの通り」
こちらは
ラウル・デュフィの「電気の精」
彼を有名にしたのは、この絵です!
パリ市立近代美術館に展示されている
ラウル・デュフィの『電気の精』
(la Fée Électricité)は
10m×60mの巨大な壁画なんですね
電気の概念から、最新の技術的成果まで
電気の歴史を明らかにしており
電気にまつわる哲学者、科学者、技術者
108名が描かれています
これは、持ってくることが出来ないので
カラーリトグラフで紹介していましたヨ
この作品、ちょうど10年前に
渋谷Bunkamura美術館にて開催された
デュフィ展で見ていたこと、覚えてたんです!
この日、たまたま
バスキアの絵柄Tシャツを着ていた彼
この、大きな絵の前で
じーーっと 見ていたんですが
ふと、ここで今日
自分が着てるTシャツのことを
思い出したんでしょうね
胸の辺りの、シャツの生地を引っ張って
じーーっと見て、、
また絵を見上げて、また
自分の胸の絵を見て、、 笑
これを、、少し離れたところから
じーーっと 観察しているワタシ( >艸<)
絵を見ていて
何か思うところがあったのだな?
ふふww と、可笑しくなりました(*´艸`) ←
ジャン=ミシェル・バスキア「無題」
今回の展覧会では、そうね
ここら辺のコーナーが 一番好きでした♡
デュフィは、植物園の近くに住み
動植物をモチーフにした
テキスタイルのデザインを 数多く手掛けました
ラウル・デュフィ「家と庭」
辻永(つじ ひさし)の描く
仔山羊が可愛いの♡
辻永「椿と仔山羊」
園芸業を営んでいた ボージャンは
独学で画家になりました
アンドレ・ボージャン「果物棚」
ウサギとロバが合わさったような動物は
背中に女性を乗せています
足元に月、頭上に地面がある、逆さまの世界
マルク・シャガール「夢」
山高帽の男の背に
ボッティチェリの《春》
花の女神フローラを重ねた絵
マグリットの不思議な世界観
子供の頃、実家にあった
ルネ・マグリット画集が好きで
いつも見ていました
何もわからなかったけれど
ただただ面白かったと 記憶しています
畳の上に、ドシンと重たい
大きな画集を持ってきて開き
パピコ食べながら見ていました 笑
父に見られて
食べるか見るか、どちらかにしなさい!
画集見ながら 何か食べたらダメ
汚れるでしょ!と言われ
パピコを優先していた、私です 笑
ルネ・マグリット「レディ・メイドの花束」
ギリシャ神話の
悲劇の王女 アンティゴネも
キリコが描くと、、こうなるんだね
ジョルジョ・デ・キリコ
「慰めのアンティゴネ」
これは
シュザンヌ・ヴァラドンの自画像です
シュザンヌ・ヴァラドンは
恋多き女性で有名な
ユトリロのお母さんなんです
シュザンヌ自身、画家であり
人物画を得意としていました
同時代を生きた画家達のモデルも
しょっちゅうやってたので
ルノワールなんかは、何度も彼女を描いてます
酔っ払ってることが多かったシュザンヌ
ユトリロの父親は 誰なのかも
はっきりしていないがために
父親って、ルノワールじゃね?
なんて噂される程ですからね
シュザンヌの絵の殆どは人物画なので
私はそんなに興味ないんですが 笑
まず、大好きなユトリロの母ちゃん!
だし、話題には事欠かない方です
ユトリロのことは
ここのテーマでも 何回か取り上げています
ルノワールが、ヴァラドンのことを
好きだったことは
ルノワールの絵「都会のダンス」と
「田舎のダンス」という絵からも分かります
都会のダンスでは
モデルをヴァラドンにしたんですね
それにヤキモチを妬いた
ルノワールの奥さんが、自分をモデルにした
「田舎のダンス」を描かせています
ユトリロのこととなると
つい、話が長くなります(❁´3`❁)
シュザンヌ・ヴァラドン「自画像」
これまた大好きな
ボナールも来ちゃってたね〜
タイトルは、昼食!
なんなら、一番好きな二文字かも 笑( >艸<)
ボナールは
奥さんのマルトを 数多く描きました
また、犬や猫がいる暮らしの風景を
多く描いてるのも 好きなポイントなんです
ピエール・ボナール「昼食」
女性の絵を中心に、片隅に花瓶があります
タイトルが、匂いですよ
匂い立つ花の香りが
なんだか、視覚的にも見えてくる様ですね
そんなふうに感じた絵です
何となく、オリエンタルな香りが漂ってくる
そんなのを感じながら見ていました
藤島 武二「匂い」
この5人の女性達は、五感を表しています
左から
触角(生地を触っている)
聴覚(耳に手をあてている)
視覚
味覚(口を指さしている)
嗅覚(かたわらに犬がいる)
猫がいるけど、、んじゃ、猫は?
これは、藤田が猫が好きだから 笑
藤田嗣治(レオナール・フジタ)
「5人の裸婦」
パリで 同じ時代を過ごした藤田と
ローランサンには 親しい交流がありました
実はワタシ、マリー・ローランサンの絵は
見たことあるな、、くらいで
殆ど知りません^_^;
食わず嫌い?というと
それとは全く違うんですよ
だって、何も知らないんだものー。
嫌いなのではなくてね
なんだろね、知ろうとする気がない?
というのかな〜 無関心なのでしょうナ^_^;
マリー・ローランサン「プリンセス達」
そしてこれは
なんということでしょう!
数年前まで、、ナラ ミチさんという名前の
女性の画家さんだと思っていたのでw
ナラ ヨシトモサンという名前の
男性の画家さんだと知ったとき!
あの時が、一番の驚きでしたね 笑( >艸<)
奈良 美智「In the Box」
この他にも
まだまだ多数の 展示があります!
ご紹介したいのは 山々なんですが
ここら辺で終わります 笑(●´ω`●)ゞ
最後にー。
東京国立近代美術館に行くと
必ず寄るのは
4階にある「眺めのよい部屋」です⿻*.·
こんな感じです
( この画像お借りしてー )
こちらは、窓枠を額縁に見立て
皇居のお堀のある風景を
絵のように見せているんですね*࿐
左を見ると、、
真ん中から、、
右見てー 笑
ここまで
長いのを読んで下さった皆様!
いつもありがとうございます♡
いいね、いいねの再度押し
過去記事への沢山の足跡
フォローなど
ありがとうございましたꕤ*.゚
今月に入ってすぐ
ゲホゲホと咳をしてた人からw
夏風邪を貰ってしまいまして^_^;
喉の痛みから、咳に移行し
ようやく下火になって来た感じです
皆さまも、咳をゲホゲホしてる人と
一緒にいなきゃならない状況の時は
気をつけましょう(⸝⸝›_‹⸝⸝)
ブログ巡りが出来る日と
出来ない日の、、差が
激しいワタシですので
そこらへんは、、どうぞご勘弁を♡
そしてですな
8月は夏休みということで
コチラのいいね欄を 1ヶ月くらいカナ〜。
閉じる予定でおります(*゚ー゚)ゞ
ブログ自体は、自分のための忘備録と
心のバランスや整理の為ですので
勝手ながら、更新する予定でおります◡̈⃝
いいね欄は 閉じますが
変わらずに読んで下さる方〜今後とも
どうぞ宜しく お願い致します♡(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
いつも ありがとォ(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
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