2024年出来立て英徳紅茶&緑茶
烏ドン単叢研究の旅2024春★★の旅は、広州からスタート。
烏ドンに入る前、広州で、英徳紅茶の茶師を訪ねていました。
英徳の茶師を訪ねたのは、2012年。
その後も茶師と交流を続けながら数回英徳を訪ね、英徳紅茶を学んでいます。
今年も英徳を訪ねる予定でしたが、製茶時期が遅れていたので断念。
けれど、広州で茶師と久しぶりの再会ができただけでなく、出来たばかりの英徳紅茶を飲ませていただく機会に恵まれました。
今年、第一作目の英徳紅茶。
しかも、まだ命名されていない、市場にも出ていない新品種の英徳紅茶です。
丸一日、茶師ご夫婦の温かいもてなしを受け、近況を語りあい、英徳紅茶について話を聞かせていただき、とてもしあわせな時間でした。
そして・・
茶師が作った英徳の出来たて緑茶もいただくことができました。
早速、部屋でも味わっていました。
広州は、甜品(スイーツ)天国。
この日は「銀耳木瓜(白きくらげとパパイヤ)のスープ」を合わせて。
薬膳スイーツと出来たて緑茶を味わいながら、広州に戻ってきたんだなー、としみじみ感じていました。
4月からはじまるXingfufanリピート講座「中国烏龍茶マスター講座Ⅰ」は、広東省と福建省の紅茶を追加し、一部リニューアルします。
わたしが毎朝飲んでいる中国&台湾紅茶。
中国&台湾各地で作られている紅茶は、地域差や品種の違いやだけでなく、製法の違いなどが複雑に絡み合い、その分、深く面白い世界です。
Xingfufanリピート講座では、こうした中国紅茶の中でも、今までの烏龍茶で慣れ親しんだ福建省と広東省の紅茶に絞り学びます。
4月の第一回目は、英徳の茶師が作った水仙種の緑茶・紅茶からスタートする予定です。
レッスンを通し中国紅茶の世界に触れ、日常で気軽に取り入れてもらえたら、うれしいです。
2024年の新茶をどうぞ楽しみにしていてください。
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu主宰
中国茶&台湾茶研究家 今野純子