Xingfu門下生講座と「飲む感性」の深い学びと
4月から、2026年度Xingfu中国&台湾茶教室の講座が始まりました。
Xingfu門下生の講座から始まる「飲む感性」の学びが当教室の真髄であり、中国茶&台湾茶の本質に触れる学びとなります。
マスター講座までの学びは、基礎の基礎。
毎月1回のレッスンでは、わたしが淹れたXingfuのホンモノの中国茶&台湾茶を飲み、茶葉が持つ正しい特徴を身体で理解する「飲む」学びと、
家では、同じ茶葉を使って復習をし、茶器の扱いを繰り返し練習することで、実技の基礎作りをします。
中国茶&台湾茶の楽しみと学びは、淹れ飲むこと。
中国茶&台湾茶は本来、実技の世界
家で淹れる習慣が定着し、癖がつき、それを修正しながら、はじめて茶器の扱いは上達していきます。
ただし、「飲む感性」は別
レッスンで飲んだ全く同じ茶葉を家で淹れてみて、
「レッスンで飲んだ味と違う」と気づけるかどうか
その気づきこそが、「飲む感性」となります。
多くの人は、本来の特徴さえ判らず「淹れて飲み」
主観だけで「美味しい」「美味しくない」を判断する、という世界にいます。
だから、「飲む感性」を養うのは、至難の業。
本来なら、月一回のレッスンで、たった3年半で始めるのは時期尚早ですが、
Xingfu門下生から、少しずつ「飲む感性」の養成を始めています。
大きな柱として、Xingfu門下生は、レッスンで飲んだ茶葉の中から好きな茶葉一つを選び、
その特徴を考えながら「淹れる」練習をします。
そこで、はじめて、「たった一つの中国茶&台湾茶を本当の特徴を理解し淹れることがいかに難しいか」実感します。
主観で「美味しい」と思う淹れ方なら、なんとなくできる
茶器を扱えれば、表面的には「淹れられている」ように見える。
けれど、品種や産地、製茶法が混じりがなく、製茶も成功しているXingfuの良質な中国茶&台湾茶は、その茶葉としての特徴があります。
今月、Xingfu門下生中国烏龍茶講座で飲んだ「荒野水仙」
飲んで判る人には、製茶が抜群にうまい
だからこそ、韻はないけれど、荒野という茶畑の風景が見え、水仙という品種の特徴が飲んですぐに判ります。
Xingfu門下生台湾茶講座で飲んだ、「文山包種茶の台茶12号」
視覚に頼らず、包種茶の製法としての特徴と、台茶12号という品種の特徴を飲んで判るか
これもまた、製茶が成功しているからこそ。
そして、その特徴をわたしにとって「美味しい」主観ではなく
客観的に「淹れ」、全てのレッスンで必ず同じ特徴で「淹れる」こと
これが、プロとしてのわたしの責務です。
そうでなければ、飲み手の感性を育てることはできません。
Xingfu門下生は、飲んだとき、何が判り、何が判らないのか
自分自身と対話をし、考える力を育てています。
一番大事なことは、自分の立ち位置を客観的に知ること
そして、何を学び知りたいのか、目標を作ってくれればうれしい。
こうした本質的な学びをする中で、去年の自分より、3年前、5年前の自分より、少しでも向上していれば、本当はすごいことです。
本当は、茶葉が変わったとかではなく、自分が努力し、成長し、見える世界が変わるだけのこと。
わたし自身がそうであったように、 努力した分だけ成長できるよう、 みんなを導ける存在でありたい。
そのために、わたし自身も、日々、精進します。
*5月1日メルマガを発行します。ぜひ、ご覧ください。
中国茶&台湾茶研究家 今野純子
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu主宰

