基龍港の散策と『台湾漫遊鉄道のふたり』
わたしが20年以上続けている「単身中国茶台湾茶研究の旅」
80回ほど行っている台湾は
茶師たちを訪ねる台湾茶研究と、数年前までは台湾茶業史研究が中心で、観光地に行く時間はほとんどありませんでした。
今年は時間の余裕もでき、20年来の高雄の友人夫婦が台湾北部の旅へ連れて行ってくれました。

山地へと行く「茶の旅」とは異なり、海岸沿いを進む旅は、台湾島そのものを感じられる新鮮な体験でした。
最初に訪れたのは、観光地として有名な「野柳地質公園」
首の侵食が進み、折れてしまうかも・・と言われている野柳女王頭を見に行きました。
まだ10時頃にもかかわらず、写真の列ができるほど。
友人の言葉通り、早めの出発がおすすめです。
サメ料理
グルメな友人夫婦だけあって、とても美味しかったです。
そして、金包里老街へ
台湾で有名な老街の一つ、台湾人観光客でごった返していました。
この町で有名なのは、地瓜(さつま芋)!
8月開催しましたXingfu門下生特別講座「梅家塢茶師の明前西湖龍井茶から龍井43号を学ぶ」でお出しした地瓜は、ここでしか買えない干し芋でした。
その後、わたしが訪ねたかった基龍港へ
友人夫婦がわたしの歴史散策に付き合ってくれました。
その一つが、基龍の司令官邸
日本統治期に台湾に伝わった伝統的な手工の「ちくわ」屋さんへ
夜は有名な「基龍夜市」へ
中元節に入り、夜市はいっそいうにぎやか
海洋大学出身の友人が学生時代に歩いた懐かしい道を歩き、懐かしいお店で食べ歩きをしました。
ここ酒釀湯圓のお店も、彼が大学生の頃、よく来ていたお店
甘酒のスープにフワフワもちもちの皮、黒ゴマ餡がとても美味しかったです。

今回の基龍の旅は、楊双子さん・三浦裕子さん訳『台湾漫遊鉄道のふたり』を読んで思い立ったもの。
日本統治期の女流作家が見た台湾の風景や食、台湾の人について書かれたフィクションです。
台湾茶好きの方、台湾好きの方、そうでない方にも秋の夜長におすすめの一冊です。
*10月開講2026年度「はじめてみよ!中国茶」(初級講座)第27期生は全席満席となりました。謝謝!次回は2027年度となります。★★
中国茶&台湾茶研究家 今野純子
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu主宰











