武夷山天心寺と正岩茶天心岩と
今回の武夷山岩茶研究の旅では、2度、天心寺を訪ねていました。
1度目は武夷山の友人たちとの茶会★★。
2度目は、武夷山から上海へ戻る日の朝、天心寺のお坊さんを訪ねていました。
出迎えてくれたのは、先生が親しくしている天心寺のお坊さん。
通常は入れない、お坊さんが住む部屋へ案内してくさいました。
部屋へ入り、さっそく、お坊さん自らお茶を淹れてくださいました。
天心寺のお坊さんたちが自らの茶畑で作った、2023年の天心岩肉桂。
飲みながら、仏教のことから世界情勢まで話が広がり、結局1時間以上滞在していました。
出発前の気ぜわしい中でしたが、お坊さんのおもてなしで、楽しく、また学びの多い、有意義な時間を過ごさせていただきました。
ここ武夷山は、いくつかの仏教寺院があります。
過去に一度、慧苑寺の和尚さまが作られた慧苑水仙をいただいたことがありました。
慧苑寺の和尚さまも先生の親しい友人。
製茶時期に行ったので、茶摘みの手伝いをしたお礼にと、薪で炊いたご飯や素食と共に、ご自身が作った慧苑水仙をいただきました。
味うんぬんではない、ありがたい茶。
これもまた、岩茶の深い世界の一端です。
*4月20日(土)21日(日)Xingfu主催「能登半島地震チャリティー茶会」を開催します。どなたでもご参加いただけますので、ご賛同いただけましたら幸いです。詳細および募集は3月1日メルマガからとなります。
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu主宰
中国茶&台湾茶研究家 今野純子