今日、会った人に聞いた話です。
その人は住宅の営業マンです。
自宅近くのマンションの地下駐車場を借りて、そこに仕事の車をとめています。
その人曰く
「このマンションのオーナーは中々の渋ちんでね、
前にリフォームの業者を紹介したのだけど、次の時には違う業者が来ていたので
紹介した業者に聞くと、
そのオーナーに随分叩かれたらしく、出来ればもう勘弁して欲しいと、
まあ、私もあの人とは直接付き合いたくないけどね。ははははははははは」
ということだそうです。
先日、いつものように車を取りにマンションに行くと
見たことのないクリーニング業者が来ていたそうです。
ただ、今度の業者はクリーニングに限らずちょっとしたメンテなど
かなり幅広く融通の利く人で興味深く観察していく間に、
(この業者、あの渋ちんオーナーとうまくやるってことは結構アンテナの立ったタイプかも・・・)
と考えて、会社に出かけるときにその業者に
「親父さん、私会社に出かけますからここの駐車場使ってください。
帰りはどうせ夜ですから!」
と声を掛けておいたそうです。その時まだ自分の職業を明かさずに。
親父さんは
「あーありがとねぇ。助かるよ」
ととても喜んだそうです。
クリーニング業者に限らず、駐車スペースは車を置くだけでなく
資材を一時置きしたりと重宝するものです。
そうするとそのクリーニング業者はマンションのオーナーとの中で、
昼間駐車場を貸してくれるあの人は何の仕事をやってる人なのか?
という会話が生まれ、それが住宅メーカーと聞くと
「実は知り合いに建て替えを考えている人が・・・」と
ビジネスの情報を持ってきたのです。
この時の営業マンの心境は言わずもがな
(や~っぱり!よっしゃ!!)です。
こういったルートでの仕事というのはかなり高い確率で仕事になります。
なぜなら自分から直接営業しないで、その業者が「この人はいい人だから」と
自分の営業を肩代わりしてくれるからです。(実際、いい人ですが)
知らない人から買うより、知った人の紹介の方が圧倒的に強いもので、
不動産という高額のものではその傾向は、より強くなるものです。
ビジネスはちょっとした工夫から発展します。
キッカケは何かを出す事にあると思う。
お金や商品券ではスマートではないので、ビジネスには適当ではない。
人間関係を円滑にする効果はあっても、いい形でビジネスを発展させる手法にはなりにくいから。
やはりGiveだと思う。
その人のためになること。
その人のビジネスを理解して提供すること。
そうすれば自分にビジネスが帰ってくる。
きっと。