東から西へと、異例のコースで進行しそうな台風12号が、関東に接近しています。
最近の住宅では、雨戸やシャッターのない窓が多く、マンションの窓も雨戸などはありません。
昔と比べ、サッシの性能が良くなってきてはいますが、防犯対策の「防犯具」によっては、逆効果となって風雨が室内に進入してしまう恐れがあります。
防犯具の中でも、引き違いサッシのレール面に置いて、ツマミやダイヤルを回して本体を広げ、レールとサッシ枠で突っ張って窓を開かなくするタイプの防犯具は、注意が必要です。
多くの引き違いサッシでは、台風の風圧で外部よりガラス面が押されると、ガラス戸(障子といいます)下枠とレール面の間にあるパッキン(タイト材・気密材ともいいます)が圧着され、水密・気密が保たれるのですが、突っ張りタイプの防犯具を使うと、逆にガラス戸を外に押し出してしまう形になって、パッキンが枠から離れてしまいます。これでは、風圧でもガラス戸は押されることができず、パッキンも離れたままですので風雨が入り込んでしまいます。
台風や積乱雲の豪雨の際、突っ張りタイプの防犯具は外しておきましょう。




