前記事で、拙宅の洗面台について書きましたが、この場所にかつては、ブラケット式壁掛洗面台が付いていました。TOTOのL1です。ブランドは以前の東洋陶器"Toyotoki"でしたが、L1は大鷲マーク(1961年以前)時代からありました。昨年還暦で話題になりました、東京タワーにも採用されていました。
前記事では、ブラケット取付痕の様子を説明しましたが、その後倉庫を探しましたら、取り外したブラケット金具が出てきました。
これが、壁掛洗面台用のブラケットです。本体には何も記されていませんが、TOTO純正と思われます。(昔は社外品もありました)
3本のねじで壁面に固定するようになっていました。1台の洗面台につき、左右で2つ、ブラケットを使いますので計6本のねじで固定されていました。
ブラケット上部です。左の長穴は、ここにTボルトという特殊形状のボルトで、洗面台にもある同様の長穴と連結して固定されていました。Tボルトは、残念ながら現時点では見つかりませんでした。
右側の膨らんだ面で、洗面台の前部を支えていました。
しかし、このブラケット式は、この金具があるため洗面台下部が掃除しにくいことや、塗装はされていますがブラケット金具自体が錆びてしまうなど問題点がありました。
我が家のブラケットも長年の使用で、このようなシミや僅かな塗装の剥がれがありました。平成初期には、使用頻度の多いパブリックで錆びたりねじが緩んで落ちそうな洗面台を、いくつか見ました。
このような経緯で、壁掛洗面台はバックハンガー式に置き換えられ、カウンター式の普及もあって、ブラケット式は姿を消しました。私の記憶では、最後までブラケット式を踏襲したのは医科用手洗い器L25Mだったと思われます。
注:
ヤフオク!やネットショップで同様の形状をしたTOTOのブラケット、TL516GRなどがありますが、これはカウンター式洗面台の「カウンター」を固定するもので、本品とは異なります。









