築60年近い我が家。
同時期に建てられたご近所は、「老朽化」を理由に建て替えられてしまいました。
これまで、DIYで建具の補修などしてきましたが、足場がいる外壁や屋根、資格が要る電気やガスは、業者をに頼んでいました。
ところが、長年のお付き合いでした電気工事店が、脳梗塞で倒れて廃業してしまいました。彼と私しか知らないような特殊な施工もあることや、これからも長く住むには電気設備は安全にという思いから、第二種電気工事士にチャレンジしてみることになりました。しかし、この手の試験は学校の受験以来。映写機の講習からも数十年が経っていました。
ネットで受験申し込みをして受験料を支払いいざ、勉強を始めましたがパソコンの自作などと違い、電気計算など難問が多く、屋内配線図からリングスリーブ(電線を接続する部品)の必要個数をサイズ別に当てるなど、筆記試験すら自信がない状況でした。参考書を買い求め、4月から勉強を始め、5月ネットでダウンロードした模試では40点。合格ラインの60点には及びませんでした。これでは、落ちる。開き直って「まずは、試験会場の雰囲気から慣れて、次回再チャレンジしてみよう」と思ったほどでした。
少し落ち込んでいましたら、知人が「視点変え、ゲーム感覚で?」と教えてくださったスマホのアプリ「電工2種 過去問チャレンジ」で、外出や通院の隙間時間を活用し、過去問をひたすら解くようにしました。寝る前にも「ちょこっと5問」で気軽に勉強できたのが救いでした。また、外出時にも意識して電気設備を眺め、名称や図記号を覚えるようにしました。
アプリの甲斐あってか、5月下旬に別の模試で試しましたら、70点取れました。アプリの実践50問でも、平均66~76点になりました。
そして、いよいよ筆記試験日の6月2日になりました。試験会場は自宅から遠く離れたあるキャンパス。慣れない電車を乗り継ぎ、駅からさらに20分ほど歩き、キャンパスの正門からさらに構内を歩き、試験室前に辿り着いたときは足がガタガタになっていて、予想外の体力消耗で試験問題より、試験中に倒れないかのほうが心配になってしまいました。周りの受験生は工業高校や電気の会社などグループが目立ち、談笑していました。孤独?な試験が、より緊張を高めてしまいました。
12時45分、試験官から概要や注意事項の説明のあと、問題冊子と回答用マークシートが配られて、13時、試験が開始されました。

模試と同じく、電気数学からでした。数問は何とか解けましたが、あとは歯が立ちません。捨て問にして、問8辺りから、わかる問題が多くなり、緊張も薄れてきました。心配でした問44と47の接続具の個数当ても、余白に複線図ならぬ実体配線図を描いて、何とか解けました。
1時間で退出可能時間となり、受験生がぞろぞろ退出してしまいました。皆そんなに早く解いてしまったのか?再び緊張感が。でも、最後まで粘るつもりでしたので、マイペースで回答を続け、私も1時間35分で全問解きました。わからない捨て問は勘でマークするしかありませんでした。
その後マークシートの塗り方にミスがないか、受験番号のマークが正しいか何度かチェックし、終了15分前に退出しました。
緊張から解放されたのか、その後1時間ほどキャンパス敷地内のベンチに座り込んでしまいました。
そして駅前の食堂で遅い昼食をとり、若干ふらつく足で帰宅しました。
問題用紙は持ち帰ることができ、回答した項目に印をつけておきましたので、翌日の試験センターの回答と答え合わせをしましたところ、43問合っていて86点でした。予想外の得点に、本当なのか?と半信半疑。やはり最初の数学関連は散々な結果でしたが、問11から50まではすべて合っていました。参考書とアプリに感謝しました。
でも、合格通知が届くまでは安心できませんし、この試験は技能という二次試験もあり、両方合格して初めて免状が得られるので、合否の結果を知る前の今から、もう技能の練習を始めなければならないのです。
(続く)