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PBX5 Bldg.

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前回、数十年ぶりに試験(電気工事士)に臨んだ記事

https://ameblo.jp/jkic21/entry-12475890114.html

を書きましたが、本日その二次試験ともいえる技能試験を受けてきました。

 

40分の制限時間内に、与えられた低圧屋内配線の電線や器具を、問題通りに完成させるという試験です。家の電気設備のミニチュア版といった感じです。

 

しかし、電気工事の実力を試す試験なので、現在の新築住宅ではまず使われないような、ランプレセプタクルという、昭和のトイレにあるような器具が、ほとんどの候補問題に登場します。電線の輪作り、そのねじ止め技術も問われているのです。

 

出題されたのは、このような作品を作るものでした。(試験再現作品。端子台と200Vコンセント、青シースのケーブルなどは手持ちがないので代用品です。)

 

試験地や会場により、全13候補の中から、何が出題されるのか、まったく予想ができませんので、全問練習をと、各種テキストなどにあるのですが、器具や電線も結構なお値段なので、私は難しいと言われた

この金属管を使う作品や、3路、4路スイッチといった問題に重点を置いていたため、本問は予想外でした。

 

自宅練習では、平均35分程度で完了していたのですが、やはり試験会場となると、無用な緊張や作業机の狭さ(自宅でもわざと狭いテーブルにて練習はしましたが)、試験開始と同時にバチバチ、ガチャコーンといった電線を切り始める音が鳴り響き、複線図を書く手も震え気味になってしまいました。(現役の工業高校生などは、複線図描かなくても作業ができるそうです。)

 

また、長い電線が隣や前の受験生に当たらないか、端子ねじなど落とさないかなど、余計な心配で思ったより時間がかかり、途中工具を落としそうになったりで、作品ができあがったのは試験開始後38分で、残りは2分しかありません。見直しや端子ねじの増し締めはしましたが、もし結線間違いなど気付いても、修正する時間はなく、不合格確定になってしまいます。

 

複線図、施工条件と照らし合わせ、合ってはいましたが複線図が間違っていたら元も子もありません。

作品を裏返し、スイッチやコンセントの結線を確認中「終了です!やめてください!!」との声が。

 

監督員の指示通り、作品を表にして受験番号票なる「荷札」を電線にくくりつけて、退出する順番を待って試験室を出ました。

 

ランプレセプタクルなど、不安要素はありますが筆記試験とは異なり、帰宅後自己採点もできません。8月のお盆明け頃に、合否の発表が予定されていますので、それまでは不安な日々となります。

 

梅雨の蒸し暑い中の試験でしたので、帰宅後は疲れが出てしまいました。

トイレの水を流す仕組みは、大きく分けてタンク式と洗浄弁式(以下フラッシュバルブといいます)があります。

フラッシュバルブは、水圧と瞬間流量が必要なので、給水径が20mm以下が多い戸建住宅では利用できずあまり見かけませんが、公共施設などでは主流の方式です。

 

TOTO(東洋陶器)製のフラッシュバルブは、私が実物を見た限りでは大きく3種類の変遷がありました。

 

「R型」

昭和30年代から40年代初期に採用されていました。

写真がないのでカタログより引用ですが、特徴は本体の胴体にくびれ(段差)がある。吐水時間調整ねじの上に、さらにカバーするねじがある。止水栓がダブルナット(蛇口の三角パッキン押さえに相当する)になっている。以降のフラッシュバルブに比べ、本体が若干小さい。操作レバー(押し棒)が中央が膨らみ先端が尖っている。などです。

 

「A型」(のちに標準型)

昭和30年代後期から、現在に至るまで製造されている超ロングセラー商品です。

特徴は、本体の段差がない。吐水時間調整ねじが露出。止水栓がOリング採用によりシングルナット、操作レバー(押し棒)がストレートかつ先端が丸みを帯びた平坦。などです。

 

「節水型」

平成の頃から見られるようになった、吐水時間ではなく吐水水量が設定でき、かつ操作レバーを押しつつけても、設定水量で自動で停止する機構が組み込まれています。

特徴は、水量調整や止水栓といったねじ部に大きなカバーが付いて、すっきりしたデザインになったことです。

 

最初期のR型は、内部の補修部品の供給も終了し、故障したら現行品に交換することになりますので、もしどこかで、R型が残っていましたら大変貴重で希少だと思います。

2016年の夏の旅。

旅先で、愛用のデジカメでさまざま写真や動画を撮りました。

旅ではじめに訪ねた、「リニア・鉄道館」。

さまざまな車両たち。「再訪すれば、また会える」と思っていました。

一部の車両は屋外に展示され、潮風で傷みも目立ち私は、旅から帰って担当部署にそのことを伝えたほどでした。

このままでは腐食が進んで、やがて展示から外されてしまうかも・・・

と不安ではありましたが、それが現実のものとなりました。

新車両を展示のため、当該車両は展示を終了とのことでした。

もう、この風景も窓の開閉体験も不可能になってしまいましたが、大切な思い出として、いつまでも覚えていたいです。