当時私が持っていましたのはソニーのラジカセで、録音済みテープに録音すると、当然元の音は消去されてしまいましたので、子供心にとても不思議でした。
そこで友達宅で、そのカセットレコーダーをスケッチした時の絵が先日出てきました。
うろ覚えですが、横置きの上面操作型で、図の左からピアノタッチ式のカセット操作ボタン、カセット取り出しレバーがあり、その右にはドラム型の音量調整ダイヤルが2つあり、確か左がオリジナル音声、右が重ね録りした音声の調整。その上面にはレベルメーターとスピーカーが、右端にはマイクなどが収納できるアクセサリーポケットが付いていました。
下面にはキャリングハンドルがあって、側面か後面にACコード差し込み口、マイク、イヤホンジャックなどが並び、さらにオーディオ仕様のDINコネクターまで装備されていました。
しかし、この機器で重ね録りしたカセットテープを自宅のラジカセで再生すると、混じって聞こえてきてしまい調整はできませんでした。
後になって、この不思議なカセットレコーダーは、LL(ランゲージ・ラボラトリー)機能といってステレオトラックの片側のみを録音可能としたものであることを知りました。
当時はモノラルの機器しか持ってませんでしたから、LLの概念がわからなかったのです。
もう当時録音したテープはありませんが、もし今残っていたて、現在のステレオカセットで再生したら、片側からオリジナル、もう片方のスピーカーからは、重ね録りの音が聞こえると、懐かしいスケッチを見ながら思いました。



