懐かしさと珍しさで写真たくさん撮ってしまいましたが、当館でそれらをお届けしますと許可を取ったとはいえ、リニア・鉄道館にご迷惑となりますので要所をお届けします。
100系新幹線・食堂車の調理室部分です。乗車したときは、お料理を係員が階段で運んでくださると思っていましたが、このように小型エレベーターがあったことを知り驚きました。揺れる車内、巻き上げ機などの関係で、当時は無理だと思っていたのです。
こちらは、幼少の頃家族で実際にお食事をしました、0系食堂車です。当時は確か、一番奥の席でお食事をしましたがなぜか仕切りがあって、個室テーブルのようだった記憶があります。非常用なのか、壁にはノブのない扉のような枠もありました。ここでは、これより中に立ち入ることはできませんでしたが、写真の一番奥に、記憶と重なるような部分が見えました。
新幹線で一番思い出深いのが、この冷水機です。封筒を切ったような紙コップを取り出し、それを膨らませて注水口に添えて、ボタンを押すと冷たい水が出ました。家族みんなで飲みました。ランプが消えないか(消えると飲めません)ヒヤヒヤしながら操作した覚えがあります。帰宅後も、封筒を同じ形に切って冷水機ごっこをしましたが、すぐ破れてしまい衣服が濡れてしまいました。今思えば、材質が違うので当然ですね。
新幹線の特徴、英語表記です。153系など在来線は日本語だけですので、飛行機に乗れなかった当時、国際的に感じました。新幹線のトイレは、明るい蛍光灯でタンク式。天井には確か、紫か青白い殺菌灯のようなものも付いていたような記憶があります。
向かいの洗面台は三面鏡にシェーバー用コンセント、さらに石けん置きとコップ受けまで備わっていました。
そして、隅には男性用トイレもありました。小学校の修学旅行で引退(一般化改造)間近の155系に乗車したとき、「新幹線みたい!」と思ったのは、この男性用トイレと3列+2列といったシートから来ていると思いました。男性用トイレは155系同様、鉄道車両用ではなく建築用の陶器製小便器とフラッシュバルブ(洗浄ボタン)が使われていました。手洗い器は鉄道用のアルミ製ボウルに足踏み吐水でした。
同じタンクでも、食堂車の皿洗いの排水はどうなるのかずっと疑問でした。トイレのように循環利用はできません。その答えがここにありました。タンクに貯留させておき、指定の駅に着いたら排水ボタンを押すとタンクの排水が行われていたようです。指定された駅の、食堂車停車位置にはおそらく、排水を受ける桝のようなものが設置されていたのだと思います。長年の謎が解けて、嬉しくなりました。




