これまで数カ所で、0系の展示車両は見たことがあるのですが、外観だけだったり、入れても客室部分のみでした。
施錠されて、ガラス越しにしか内部を見ることができなかった"MOTOR MAN"と英語併記の乗務員室扉が、今回は開いていました。10分くらい並びましたが、お子さんには制服と制帽を着用して記念撮影ができるとあって、何組もの親子が楽しそうに並んで待っていました。
いよいよ、私の番になり、扉をくぐって運転台へ上がりました。初めての空間。整然と並んだ計器類と斜めのフロントガラス。展示車両とはいえ、そこには限られた者しか入れない、特別な空気感と緊張感を覚えました。
そして、憧れの運転席に座りました。凄い!と思わずつぶやいてしまいました。ブレーキとマスコンハンドルも触れることができ、短い運転士気分を満喫しました。右端のカメラは記念撮影の係員さんのものです。
この運転台で、「新発見」が。あの、運転士さんが持っている「鉄道時計」(懐中時計の一種)を装着する「時計置き」が、この0系でも、座っている目の前、速度計右にあるのですが、何と助士席側にももう一個、「時計置き」があったのです。係員さんのカメラのすぐ左側に写っています。当時の新幹線の乗務がどうなっていたのかはわかりませんが、2人乗務の場合、それぞれの鉄道時計をはめ込んでいたのでしょうか?
実は、この時以前買い求めたストップウォッチ(鉄道時計を彷彿させるデザイン)を持っていて、(名古屋までののぞみ号でも計測しました)、サイズが合えば許可を得てはめ込んでみようかと思いましたが、神聖な運転台にそんな邪道はいけないと、やめました。でも、かばんのなかにあるストップウォッチも昭和39年製。新幹線の歴史と重なりました。
最後に、係員さんに手持ちのカメラを渡し、撮影していただきました。係員さんの一眼でも撮っていただき、その記念写真も買いました。最初で最後かもしれない、貴重な体験でした。


