まず、連結したパイプ部全長を正確に把握するため、浴槽ボルトを本締めします。HX付属の一人施工用保持棒の六角部を差し込み、
穴にドライバーを差し込んで、手で軽く締め付けた位置からさらに1回転半締め付けます。浴槽パッキンを濡らしておくと、締め付け時のパッキン変形(はみ出し)を抑えることができます。
そして、切り替え栓先端より浴槽ボルト表面までの寸法を測ります。今回は35mmでした。
これに、前回切断DX-Aのパイプ先端部(切り替え栓に潜り込む部分)の長さ15mmを足すと50mmとなります。この50mmが改造後のパイプ全長寸法になります。連結嵌合代10mmとすると、HXのパイプは45mmで切断することになります。
HX仕切板の平滑面(浴槽ボルトと接する面)から、この寸法(45mm)の位置に印を付けます。
そして切断します。HXのパイプについていたOリングは、今回使いません。
つぎに、双方の部品をテーパー加工します。
DX-Aの先端部は、リーマーや半丸やすりなどで内面をテーパーにします。
HXの先端部は、今回テーパー加工が難しかったので段加工にしました。接着が困難なPOM樹脂ですので、表面は粗い方が有利です。
双方を連結(接合)します。今回は手持ちの都合でエポキシ系接着剤を用いましたが、シリコーン系のシーリング材も使えます。
このとき、連結部(パイプの段差)から、仕切板の平滑面までが、前述のように35mm(本記事2番目の写真)になっているか、確認します。
接着剤、シーリング材が完全に硬化したら、DX-Aに付いていたOリングをセットし、浴槽ボルトに真っ直ぐ静かに差し込みます。
このとき、Oリングが浴槽ボルトの六角部に少し干渉して抵抗感があります。
このように、六角部通過時はギリギリです。切り替え栓とこの六角部を5mm程度空け、連結部材を面一にするのは、ここを流れる循環水がスムーズに流れるためです。
奥まで無事差し込めましたら、90%成功です。このように、矢印が真上になるようにセットし、
付属の固定ねじ3本で固定します。これで、改造作業は終了です。
給湯器の「ふろ自動」運転をしますと、このように正規の(下部両方より湯が出る)お湯張りが始まりました。戻り穴から湯が吹き出ることも、指を入れてしまう危険性もなくなりました。
フィルターキャップを取り付けて、完成です。前より薄型になりました。
今回の交換記は7回にわたりましたが、お風呂の循環アダプター交換で浴室の大がかりな工事が難しいかた、悩んでいらっしゃるかたに参考になればと、長くなってしまいました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
おわり
















