確かに給湯機器には寿命もあり、長年点検・整備せずに使い続けることはトラブルや事故にもつながります。
まず、給水圧を考えましたが一戸建てで直接給水。近所の我が家でもそれなりの水圧がありますので関係なさそうです。水は勢いよく出ると言っていますので給湯器に問題がありそうなので、見に行きました。
ガスの給湯器で2009年製。まだ交換するほど古くはありません。しかも潜熱回収(エコジョーズ)型の高級機種でした。給湯能力も20号あって、冬場のシャワーも快適なはずです。
でも、キッチン・洗面・お風呂場とも湯の出が悪いのです。高架水槽マンション、最上階のような感じです。その反面、水は勢いよく出て、洗面台は下のバルブが未調整だったため、全開だと私の服に水がかかってしまうほどでした。
そこで、給湯器の「フィルター」を疑い、水道の元栓を閉じてから
給湯器の底面(壁掛け型です)の右寄りにあります給水フィルター
を外して見ました。写真中央、黒いプラスチック部品の溝に500円玉を差し込んで左に回していくと外れました。
フィルターには、錆のかたまりや砂、小さな破片のようなものなど、様々な異物が詰まっていました。歯ブラシなど駆使して、それらの異物を取り除きました。一部はこびりついていて、フィルターを破らないよう慎重に作業です。そして元に戻し元栓を開けて湯を出すと・・・
最初は空気混じり(フィルターを外した時に入った空気)の濁った水が出た後、パワーのある湯が出てきました。同じ給湯器とは思えないほどでした。
聞くと、昨年近所で家の建て替えがあって、その際道路を掘り起こして水道管を工事していたとのことです。この工事の際異物が入ったのか、このお宅で給湯器据え付けの時から溜まっていたのか、流入原因はさまざまですが、水道本管直結の戸建てでも、条件によっては給湯器のフィルターが詰まることがあることがわかりました。
我が家でも年一回、点検していますが僅かに砂粒が2、3あるだけです。しかし、前述のように近隣で水道工事が行われたり、マンションなどで高架水槽の定期清掃などがあると、この給湯器や蛇口(水栓)に備わっているフィルターが目詰まりすることが考えられます。
水や湯の出が悪くなったら、まずフィルターを点検されることをお勧めします。その際は、必ず元栓を閉じて水が出なくなったのを確認してから、作業を開始してください。