前回、「ドアクローザ 3」(http://ameblo.jp/jkic21/entry-10936400328.html )で、初めて自宅に取り付けたNHN(ニッカナ)ドアクローザのことを書きましたが、写真がなく記憶による手書きの絵でした。
今日久しぶりに買い物に訪ねた建物に、同型のドアクローザが付いていて、写真に納めることができました。
約20年ぶりに訪ねたのですが、当時のドアクローザが残っていて、改めて親が買ってきた子供の頃の記憶がよみがえりました。
L字型をしたストップ設定板を扉とドアクローザ本体の間に挟んで付いているのが特徴です。取り付けネジの縦間隔が、現在主流の19mmより広いので、ホームセンターなどにあるリョービの取り替え用万能ドアクローザも無加工では換装できません。扉にタップを立てるか、両者を仲介するあて板を挟む必要があります。
ドアクローザは、スプリングと油圧(オイルダンパー)で動作していますので、古くなると内部から油が漏れ出すようになります。ドアに油の筋ができてしまうほど漏れて、急速に閉まって危なくなってしまいます。
写真のドアクローザは、長持ちしている方です。もし油が漏れ始めたら交換しかないそうです。もうNHN(ニッカナ・ダイハツディーゼルNHN)は会社がありませんので、この形のドアクローザは、消えゆくのみとなってしまいました。この扉も、やがて他社の19mmピッチの角形が付いてしまうのかと、見上げていながら寂しくなりました。
NHNは、業界で初めて、横型と呼ばれる現在のドアクローザ形状の元祖とも言える製品を開発したパイオニア的メーカーでした。昭和20年代に、今はなき東京駅八重洲口にあった「国際観光会館」で本格採用されています。