小学生の頃、絵を描くのが好きでした。へたくそな鉛筆画でしたが、部屋のものや窓の風景、夢の建物など子供心にいろいろ描いていました。チラシの裏に描いていたので、絵は現存していないのですが、建物などを描くとき、ドアの錠前(ノブ)は、いつも同じものでした。
当時、すでにステンレスやシリンダーキー、レバーハンドルなど、街のドアにはさまざまな錠前があったのですが、私はなぜか、当時すでに少数派になりつつあったこのカタチを描いていました。
そして今、この錠前を新規で取り付けるところは皆無ですが、携帯電話やパソコンなどの「ロック」を示すアイコンやイラストに使われているキー(鍵)が、この錠前に使うキーが多く描かれています。
また、黒電話(電電公社時代のダイヤル式)も家庭から消えていますが、広告などの電話番号の前に、黒電話のマークがついていることが多いです。
商品自体は市場から消えても、長らくお世話になったものは、アイコンやマークで受け継がれているのですね。いつまでも、継承されることを願います。