JR秋葉原駅の電気街口を出ると、まず目に飛び込んでくるのが「秋葉原ラジオ会館」です。通称「ラジカン」とも呼ばれ、さまざまなジャンルのテナントが入っています。新聞に、近く建て替えが計画されていると記されていました。
です。「世界のラジオ会館・秋葉原」とも「世界の秋葉
原・ラジオ会館」とも読めます。後方に、今はなきミツウ
ロコビルや閉店した石丸電気駅前店が写っています。
私が初めてラジオ会館に行ったのは、1970年代後半です。NECのマイコンキット"TK-80"が展示してあると、学校で話題になって、一目見たくて出かけました。確か7階のはしに、BitINN"(ビットイン)というNECのショールームがあったのですが、日曜日だったので廊下まで並んでいてお目当てのTK-80は1分位しか見られませんでした。お値段も、当時のお小遣いではとても買えませんでした。うろ覚えですが、NHKの番組でこのTK-80を使い津軽海峡冬景色を演奏させていた番組がありました。
その後、ラジオ会館には当時入居していた第一家庭電器DAC(後に第一家電、現在消滅)でレコードの針や、若松通商で電子部品、エフ商会(現在移転)でテープを買ったり、ほかのお店でオーディオ機器などを見て回ったりしていました。
友達とラジオ会館に行くときは、1つのお約束ごとがありました。それは、エスカレーターや手前2台のエレベータは使わず、奥のエレベータを使うでした。
はない、液晶ライクなバーグラフ表示が斬新でした。
初めて見た、液晶のような白地に黒いバーで現在位置を表示するインジケータが斬新というか未来的で、「さすがアーラー(友達との秋葉原の合い言葉)だね!)と感心したものでした。さらに、このエレベータにあった行き先階ボタンも変わっていました。
チッ」と飛び出す行き先階ボタンです。
初めて乗ったとき、ボタンを押したら引っ込んでしまい、壊してしまったかと焦りました。そして押した階に到着したら、今度は「バチッ!」と音がして、「ほんとに壊れちゃったか」心臓ドキドキ!落ち着いて見たら、ボタンが飛び出し元に戻って、扉が開いて降りました。今まで見たこともない機構に驚き、それ以降友達と「ラジカン行ったらメカボタン式エレベータに乗ろう」ということに。
やがて1人で行くようになり、これが荷物用であることを知りました。おもしろがって乗って、荷物を運ぶ関係者さんに迷惑をかけたなと思いました。
今年初め、久しぶりにラジオ会館へ行きました。この特徴的だった荷物用エレベータはすっかりリニューアルされて、街で見かける普通のタイプになっていました。当時「未来的」と感動したあの頃が懐かしくなりました。


