横浜、伊勢佐木町にあった「横浜松坂屋」です。以前は「野澤屋」で、しばらく共同経営していた時期があり、最後まで松坂屋HPでは「横浜店」ではなく、「横浜松坂屋」と記されていました。大正時代に建てられたモダンな建物は、横浜市内に唯一残る戦前期の百貨店建築として、市の歴史的建造物に選定されましたが、2008年秋に惜しまれながら閉店。建物も現在解体作業が行われています。
新店舗に戻す計画はあるものの、この雄姿を見ること
はできません。
閉店間際、横浜松坂屋の屋上に上がってみました。この時は、店内撮影会も行われ、多くの方が思い出の場所をカメラに収めていました。ここにも、規模は小さいながら「屋上展望台」がありました。
屋上(正確には食堂フロア)。右側の階段から展望台に
上がれました。左奥にはランドマークタワーが見えます。
塔屋の周囲に柵が設けられた、小さな展望スペースでした。顔の位置にあるアーチ窓の中からは、エレベーターの機械音が小気味よく響いていました。野澤屋時代からあったのかはわかりませんが、ここからも、かつては横浜の港や丘が一望できたことと思います。
補強を施したJRAのエクセル(旧松屋、松坂屋西館)が
見えました。この西館とは、かつて渡り廊下で結ばれて
いました。
しばらく展望台に立っていたら、店内放送のスピーカから、「横浜松坂屋~」と歌が流れてきました。テーマソングか社歌かはわかりませんが、デパートでこのような歌を聴いたのは初めてでした。歌詞はよく覚えていませんが、お買い物が楽しくなるような歌でした。


