あれから早、3年…

Facebookに長谷川総師が取り上げて頂いた

記事です。ありがとうございました。



昇段審査は様々な思い出が詰まっている。

初段は今から30年以上前になるが、大山総裁が

存命の時で極真も分裂していなかった。


当時の城西支部は代田橋の地下道場で城西門下

すべての道場から受審者が集められて審査員も

錚々たる顔触れで行われていた。


弍段の時に大山総裁が亡くなられて極真分裂。


松井派時代に三峰合宿(昇段審査を受けるため

には参加必須)池袋の総本部で参段を受審。


初日は基本、移動、型、基礎体力の審査と

高段位の受審者の対戦相手を務めて自分の

組手は2日目。30人組手もだが、

朝から夜10:00まで続いた長い二日間だった。


独立してからはもう自分が昇段審査を受ける

こともないな、と思っていたが、ご縁あって

長谷川最高師範(当時の呼称)が立上げた組織に

加盟。


参段取得から11年後の2014年、長谷川道場で

四段(40人組手)受審。殺伐とした雰囲気に

いろいろな国からも受審者が居て、

世界チャンピオンや全日本で活躍した選手も

受審しており、過去一番緊張した。

遠方なのでホテルを予約していたが、病院に

泊まることになるかも?と思ったりもした。


そして5年後の2019年。

長谷川道場で2度目となる五段の審査。

やはり長谷川総師に見られているだけで

かなりの緊張感。


コンディションは良く無い中の受審だったが

言い訳無用の世界。

ベストコンディションで臨んでも組手中に負傷

することはザラにある。


時折り出て来る自分の弱さと向き合いながら

向かって行き、耐えるの繰り返し。

最後の50人目はそれまで対戦してくれた皆の

大声援がとてもありがたかった。


合間のアイシングや激励も力になりました。


何より自分の空手人生の中で長谷川総師に

出会い、技術や精神、人性観が大きく変わった。

感謝の気持ちを忘れずに後進の育成に活かして

行きたいと思います。



明日は自分の教え子2人が10人組手に挑みます。

全身全霊をかけて頑張って欲しい。