11月28日(日)

朝から2部に分けて強化稽古の後、場所を

稲城市に移して、一般初級・壮年昇段

昇級審査会を行いました。


火曜日祝日のジュニア審査会に次いで本日、

17名が受審しました。


大人の白帯5名も受審。みんな良く出来た内容に

感心しました。


一般部に負けじと熱い組手の壮年部


苦節10年。八王子道場の青木さんが昇段審査に

チャレンジ。

対戦相手は壮年黒帯に、試合に出ている現役

バリバリの黒帯、茶帯が次々にかかって行く。

息も激しく上がり、動かなくなる体を気持ちで

動かして相手に食らい付く。


娘の杏樹が最後の10人目。

親子だからとぬるい組手はしない。

膝を痛めながら稽古を続けて来た。

周りは子供だらけ、大人1人で稽古した日々も

ありました。

いつも娘のことを一番に考えて来た人が、今日は

自分のため、主役として今まで培って来た全てを

出し切って10人組手を完遂。

おめでとうございます㊗️

厳しい事を言って来た私も今日は本当に嬉しい。


対戦相手 (ヒドいことをした面々と😆)

みんなから応援されるのはいつもみんなを応援して

くれる青木さんの人柄に寄るところが大きい。


一般、壮年部の人達は仕事や家事で無い時間を

作り出して稽古をしています。


今日はそんなメンバーが受審。

体現してくれました。

子供達の良き手本だと思います。


部活や塾、他の習い事などを理由に辞める子供達

がいるが、それもまた人生…


しかし、無い時間を作る努力は大人の世界、

社会人では必須であり、言い訳が通用しない世界。


武道の世界も厳しいが実社会で生き抜くことも

また厳しい。


どんな環境、状況であれ、その置かれた状況下で

やり抜く、やり遂げている人達もいるのだ。


空手で苦しい思い、痛く辛い思いは人生で困難に

直面した時に必ず役に立つ。


空手で得た経験を活かし、人生を強く生き抜く

力を身につけて欲しい。


受審者の皆さん、お疲れ様でした。

応援に来てくれた道場生、保護者の皆さん、

ありがとうございました。