7月7日昇級審査会
今回3部に分けて実施。
1部は幼年・小学低学年の白帯とオレンジ帯31名
40名
3部は中学生以上の一般・壮年と青帯以上の小学生29名
審査の進行、採点で活躍の若手たち
3部は中学生以上の一般・壮年と青帯以上の小学生29名
審査会を終えて思うのは、幼年、低学年の子供達が、かつて稽古が始まる前に泣いてグズっていたり、並ぶことすらままならなかった子がようやくここまで成長したんだなぁと…
毎年のことながら感慨深く見ていた。
今日の進行役を務めた高校生達も、11年前は白帯
を締めて審査を受けていた側で成長、時の流れを
感じると共に人を導き、影響を与えるようになっ
て来たことが嬉しかった。
昨年末から指導に入り、立て直し中の道場で、
3年も白帯のまま、サポーターも渡されていなか
った子がいて驚愕。
野放し状態だったので集中力も散漫だった。
前任者が怒らない代わりに放置…これでは育つ者
も育たない。
指導者が真剣に子供と向き合わなければ子供は変
わらない。真剣に向き合った結果が3年経って型
も、前蹴りの受け方すら出来ないというのは教え
方が間違っている…
預けてくれる親御さんにも申し訳なく思い、何と
かして遅れを取り戻し、受審できるように、稽古
の取り組み方から直して行った。
長野指導員も良くフォローしてくれたので今回の
受審に繋がった。
他にも遅れていた子達も向上し、受審する姿を見
て感無量だった。
今回はオレンジ帯の受審が多く、45名近くになっ
た。そこから上の帯になればなるほど少なくなっ
て行くが、磨けば飛躍的に伸びる時期。
形式ばかりの礼節が目立ったのでそこの話しもし
た。意識を変えて実践してもらいたい。
3部は多岐に渡る世代が受審。
今回、茶帯と緑帯の2人が試合の怪我と事故に遭
うアクシデントで受審すること出来なかった。
(審査に向けて自主トレをしていた姿を見ていたので痛切な思いだった)そんな中で身体も大きくなって来た中学生達も5、6名受審していて修正点もたくさんあるが、期待感が高まる子達だった。
壮年の受審者がいつもより多く、みんな時間が無い中を作り出して稽古を頑張って受審に至ってい
るので、若い世代はその姿勢を見習って欲しい。
一通り見終わって、感じたのは、全般的に補強(基
礎体力養成)に対する意識をもっと高めることが必
要。回転移動のバランス、身体操作を意識した反
復、組手は応用力を身につける(単調な打ち合いを
変える、技を出すタイミングや振り分け、繋ぎの
工夫など)
みんな自分の空手を作っている「創造の意識」を持って稽古に励んで欲しい。
同じ帯でも各道場でレベルのバラつきもあったので指導にあたる人達は受審の基準を再確認し、導いて行って欲しい。指導員研修も秋頃までにやりたいと思います。
私も含め、教える側も勉強!修行!
皆んなで志し高く、頑張りましょう!