忙しさにかまけて写真をアップできませんでした。帯を取りに来る人も稽古場所、時間差にバラけて来るので写真撮れなかった人もいて今更載せるか?というのもありましたが、自分の力で取った帯…その頑張りを称える意味でも載せます。
(写真撮れなかった人達ごめんなさい)

昇級おめでとう!
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幼年の子供達は稽古前にグズってお母さんを困らせたり、やっと覚えた!出来るようになった!と思ったら、次の週に忘れていたり…(^^;;

少年部は礼節が悪くて怒られたり、気合いが小さくて補強の回数が増えて時に泣きながら、厳しい雰囲気の中を自分と向き合って頑張って来ました。

一般部のリュウセイは試合こそ出ていないが、一般部の心得(長くなるので省くが)をよく理解している。受験生であった昨年も休会せず、選手達と同様の稽古を頑張って来た。中学、高校生になると辞めて行く道場生がいる中で、人よりも昇級が遅れてもコツコツ努力する姿勢は下の子達の良き手本である。

幼年から一般まで、取り組み方、成長度合いは多様である。子供が小さければ親御さんの心配も尽きないだろう。


だが、自分の指導方針として親や子供に媚びるような指導はしない。


幼年部で子供が涙目になりながら帯を自分で結んでいる姿を親が見たら「何でやってあげないの」と冷たく感じるかもしれない。しかし、小学生になったら親は教室の中で世話を出来ない。
その時に周りに依存する癖がついていたら困るのは子供自身だ。子供が自力で出来るようにしてあげた方が親の心配も軽減すると思う。
だから道場では自立訓練の一環としていろいろなことをやらせている。


ウチの指導に携わる指導員(女性に多い)は最初に何でもやってあげようとする(母性本能からだと思うが)悪いことではないが、そんな時に「ヘルプとサポート」の違いを話す。


ウチの場合はヘルプとサポートを区別していて、ヘルプとは入会したばかりの子供や超内向的な子、多動症、注意力欠陥などの障がいを持つ、自力では困難な人に付き添って手取り足取り教えることを言う。
サポートは基本的には本人にやらせて必要に応じて手助けすることを指し、自分と向き合うことを教え、自分自身で壁を乗り越えられるようにして行く。

「至れり尽くせり」は親御さんからすれば「よく面倒見てくれる」となるかも知れないが、後々の成長に大きな差異ができるのでそれはしない。


子供だから辛い時、苦しい時に甘えられるのはお母さん。家ではお母さんがそうしたフォローをして頂いているので道場では道場としての役割を果たす。


道場としての役割とは、やがて社会に出て、激動の時代を、競争社会を強く逞しく生き抜いて行けるように「人間力」を身に付けられるようにすること。(ゆとり教育では身につきません)


小学生でも段階によって敢えて教え過ぎず、考えさせ、自分で自分の課題に取り組ませるようにする(やらない子もいるが、やらなければ自分に返ってくることを教える)


子供が大変な思いをしても、親御さんに不評を買ったとしても、指導方針はぶらさず貫いている。


そうして成長した子供達(成人した人もいるが)
が今秋開催される世界大会に出場する。
彼らには普通の道場生以上に厳しく指導して来た。

よくぞ育ってくれたと感慨深く思う。