少し前になるが、6月26日、幼児から大人までの昇級審査会を行なった。
審査会の前に、黒帯や指導に携わる人達に早くから集まってもらい、採点者講習会を行なった。
ウチの審査会は受審者一人一人の採点表を付けて
後日、帯や昇級認定状と一緒に渡している。
礼節、柔軟、基礎体力、基本、移動、型、組手それぞれの項目を指導員や黒帯が採点し、70点以上が合格、それ以下は保留、または不合格となる。
受審者のどこが良くて、どこが悪かったのか、課題とすることがわかるようにしている。
採点者の見方によっては甘く採点する者、厳しく採点する者など、さまざまなので、評価基準、見方、判断、アドバイスポイントなどを講義。
前回よりは採点が偏らなくなったが、まだまだ回を追って講習の必要性を感じた。
審査会を受審した人達は暑い中を良く頑張ったと思う。初級の子供達のレベルが上がったものの、中上級者のレベルが下がったのが残念だった。
いつもやっていること、言われた事しかやらないのでは自身の向上はたかが知れている。
せっかく採点表があるのだから、指摘を受けたものだけでなく、自分なりの課題を見つけて取り組んで欲しい。
八木 隼斗 5人組手