大会翌日の11月24日、世界総極真 公認審査会が長谷川道場にて行われました。
11年ぶりの昇段審査。
並んだ場所が1列目のど真ん中・・・
長谷川最高師範の目の前というベストポジション?で緊張感MAXでした。
役員席には海外からの師範、国内の師範の方々の目が光る・・・
中国、オーストラリア、イギリス、スペインと国内の受審者15名。国際色豊かで世界チャンピオンの纐纈君を始め、世界、全日本大会入賞現役選手もいる。
この人達と組手をするのか?・・・
終わった時のダメージを考えてホテルをとっていたが、宿泊先が病院にならなければいいな、と思ったほどである。
始めに補強。
スクワット、腹筋、拳立て
フォームが浅いとやり直し。横にはチェックする黒帯がつく。
その後は型の審査
平安1から五十四歩まで全部。
稽古では通しで何度もやって来たが、やはり本番は息が上がりやすかった。
そしていよいよ40人組手。
序盤からダメージを受けたら完遂できないので受け返しと真っ直ぐの突きで止めながら蹴りに繋ぐことを意識した。
中盤は身体も少し軽くなる場面もあったが、半分来るころには足が重くなった。
後半は相手の突きをもらう場面が多くなる。自分からは下がらないこと(ダメージがあったら無理だけど)もテーマにしていたので踏ん張りどころだと思った。
合間のインターバルでは定本師範、西岡師範、太田師範、増田師範、米山先生や長谷川道場の方々が次々にアイシングと激励してくれた。
纐纈君には2回相手をして頂き、組手を通じて励ましを感じました。(きつい時の松原先生の声援は力になりました)
後半も佳境に入った時、一緒に受審した奥田師範と松原先生とも励まし合い、道場を超えた多くの仲間のおかげで完遂できました。
自分の弱さとも向き合うことができました。
また、大会前日から準備、夜遅くまで撤収作業をしていた人達が受審者にいて、中には試合に出た選手までもが審査を受けていたのには驚嘆しました。
長谷川道場の凄さを改めて感じました。
60歳という年齢で戦っている奥田師範の存在がとても大きな後押しになっていたんだなぁと感じて自分の組手が終わった後、奥田師範の対戦相手もさせて頂きました。
奥田師範が最後の一人を終えた時は感極まりました。
審査が終わって国籍関係なく、みんなで写真を撮り、良い思い出にもなりました。
疲労感と終わった開放感は何とも言えない気分で周りの景色が違って見えました。
みんなで打ち上げで食べたちゃんこの味も格別で、時間が許せばもっとたくさんの人達と話しがしたかったのですが、気力と体力が残っていませんでした。
このような機会を与えて下さった長谷川最高師範をはじめ、海外師範、国内師範の方々、そして
応援して頂いた皆様に感謝致します。