審査会が終わり、ビヨン先生の自宅に案内して頂き、昼食をご馳走になった。

食事については朝食を除いてすべてビヨン先生の奢りである。

中国に行った時もゴン師範は同じように手厚くもてなしてくれた。

これは外国人が日本に来た時に長谷川最高師範、大石最高師範が彼らを食事や観光、空手の指導などを直々に良く面倒を見てくれたことに感激し、彼らの国に日本人指導者が来た時は当時の感謝の気持ちを込めて接してくれているのである。

自分は彼らに何もしていないのにここまでしてもらって申し訳ない気持ちである。

そして昼食であるが、ビヨン先生手作りのトナカイの肉を前日から煮込んだ特製スープ。(柴田師範から聞いていた通りすごく美味しかった)
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41度のお酒



ちなみにビヨン先生はハードロック(ヘビーメタル)が大好きで車の中でいつもかかっていた。日本のバンドも自分が高校生の時に流行った曲をさりげなく(狙ってた?)かけてくれていた。


話が前後するが、更に驚いたことに柴田師範が当時の音楽(かなりマニアックな域も含めて)に詳しくてご自身もバンドを組んでドラムを担当していたこと、纐纈君も自分もバンドをやっていてギターを弾いていたと言う意外な方向で話が盛り上がった。


楽しい時間を過ごし、一度部屋に帰って、夕方お土産を買いにトロムソの街に出た。

山と海に囲まれた観光地でとても良いところで冬はオーロラが見えるらしい。
(見たいという衝動にかられたが時期はずれで残念…)

6月は日本の3月頃と同じ気温でまだ周囲の山には雪が残っていた。あいにく今回は梅雨のような天候だった(最終日には雪もちらつく)


来てびっくりしたのはノルウェーの物価の高さ。

ちなみに日本によくあるペットボトル飲料は1本350円~400円もする。
500円ぐらいの傘は1600円、サンドイッチが1000円近くもするのにはびっくりした。

あるお店ではよくあるチョコレートの詰め合わせ(日本で1000円ぐらいの物が5000円、9000円するのもあった…)


観光地価額に合わせて消費税が25%なので必然的に高くなる。


その代わり社会保障が充実していて医療費が安く(子供は無料)定年後はゆとりの老後を送れるらしい。


そんなこんなでそこそこ買って帰った。