連載「空手クリニック」
6月23日(月)発売のJKFan8月号について詳報です各回、テーマを決めてその分野の専門家にお話をうかがっている連載「空手クリニック」ではスポーツ指導者として考えておきたい思春期の生徒との接し方(前編)と題しまして思春期といわれる年代の子どもの「心」にスポットを当てました長年、高校の養護教諭として健康教育に取り組み現在は大学講師をされている竹下君枝 先生にお話を聞くことができましたそのなかで「ああ、空手道の指導にとっても活かせるな~」と私が感じたことをご紹介しますね子どもが見せている態度=本心とは限らない→難しい年頃の素直じゃないな~という態度ももしかしたらすべて本心ではないかもしれない思春期というのは(個人差がとっても大きいですが)身体と心(脳)の発達に時間差があり身体は一人前の大人のようだけれど心は成熟しきっていないという場合があるそうですもし、子どものだれかがちょっとひねくれた態度を見せて「その態度は、なんだ~」と、思ったときに「むむ、もしかしたら脳は成長段階にあって感情のコントロールが自分でもうまくいかないのかも。」という視点を、私が持てれば悪いことをしたら注意するけれど脳が成長するまで待ちましょうと、なんだか納得して待つことができると思いますそれから、道場にはさまざまな年齢の生徒さんがいますがとっても良いことだそうです先輩が後輩の指導をしたり相談に乗ったりお世話することがありますよね→後輩は「何かあったら、頼っても良いんだな」という安心感を得られ先輩も先輩で「頼られているな」と思うことで心の状態がよくなりますなるほど妹弟(きょうだい)弟子の指導や、お世話をしてかえって、私のほうが心の状態が良くなっていたのですねすごく納得何か苦しいことがあった時道場に帰りたくなりませんかたぶん、私の場合練習したいというよりちびっ子たちに会いたいな~という思いのほうが強いんだと思います(ちゃんと練習もします)JKFan8月号ぜひ、ご覧くださいませちなみにこの記事の「後編」も翌9月号に掲載予定ですのでよろしくお願いいたします