金子さんは、ラルケット21(父レイデオロ)にいかれたのですね。

3億円はやはり高いですが、セリなのである程度は仕方ないか。

この組み合わせは、個人的に思い出深いです。

まず、レイデオロですが、キャロで募集されダービーを勝った馬ですね。

この馬は、確か募集時は2番人気くらいだったと思います。
1番人気はトゥザグローリーの仔だったかな?
トゥザの方は立派な馬体が誰の眼からも良く見える馬でした。

ただ、私はレイデオロを飛びぬけた1番評価にしました。
例年になく、大絶賛し、2戦目見て、ダービーの本命にしたなぁ。

レイデオロは馬体バランスが非常に良い馬で、飛節の発達した馬でしたね。

一般的にはあまり人気していなかったと思いますが、ふたを開けてみたら、
2番人気くらいになったので、不思議に思った記憶があります。


ラルケットの方は、ステルヴィオがサンデーで募集され、マイルカップを
制しましたね。
募集時は、この馬を僅差の2番手に推しました。
体幹がしっかりしていて、重心が低く、飛節の大きな馬で、
腱が非常に発達してましたね。

あまり人気はなかったので、サンデーの常連さんなら取れた馬だったかな?

そのあとの仔もステルヴィオほどではないですが、高い評価をしています。

先日、半妹が新馬戦を快勝しましたね。86点と高評価を付けました。


なので、繁殖としてのポテンシャルは、モシーンよりもラルケットの方が上だと思います。
さらにはまだ衰えていない。


そういえば、昨年のセレクトで私が一番馬に推した馬を金子さんが購入されました。
あまり人気なく、競わずに安くで落とされたかな。

今年は私が個人的に縁のある馬から生まれた仔を落札されたか

気のせいか、シンクロしてる^^


それで肝心の落札された馬の方ですが、現在、動画が見れない状態なので、
馬体のみから。

ラルケット21


まぁ、一見してこの写真とモシーン21の写真を見て、
どこに目が行きますか?




私は繋ぎです。

モシーン21の繫ぎは狂いがある。
ラルケット21の繫ぎは狂いがない。

これは非常に大事な部分で、ここがくるっている馬は速く走れません。

ラルケット21の繫ぎは、長さ、太さ、角度がほぼ完璧です。
恐らくですが、金子さんは血統背景とこの繫ぎで勝負にいかれたのでしょう。
他は置いといて?^^


気になるのは、やはり細い首。
若駒のうちは、胴体と首がアンバランスな時期のある馬がいますが、
恐らくこの馬はそのタイプでしょう。
胴側がしっかりしています。
あの首はアンバランスすぎるので成長の余地はある。
ただ、1月生まれ。
どこまで幅が出るかはわからない。
ここは勝負するところではあります。

もう一つ気になるのはトモですね。
写真ではわかりづらいので、動画での判断となりますが、
少なくともトモの隆起は一流馬のそれではない。

幅も写真からはインパクトを感じない。
動画で下地があるかどうかの判断ですね。

首がまだ成長しきっていないので、トモも成長する可能性はあります。

要は下地です。

馬体バランスはいいですね。

歩きを見なくても、バランスの良い、まっすぐな歩きのできる馬でしょう。

後は首の動きがどうか、集中して歩けているかでしょうね。

そのあたりを確認されて、勝負に出たのでしょう。

あと、こっちの馬が優れている点は、キ甲の高さ、胸の深さなどですね。


明らかに金子さんが落札された馬の方が馬体レベルは上です。


いずれにせよ、写真からは88点までかな?

後は、動画を見て、大幅に点数アップができるか!



こんな感じで馬体評価をし、リストを作成しています^^