草原会長の年頭挨拶が公開されましたので、抜粋して転載致します。
空手は日本が誇る武道の一つです。
武道とは、「武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、心・技・体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、人間形成の道」(日本武道協議会)とされています。
つまり目的は「人間形成」なのです。
日本空手協会の目的も、空手道を通じて自己を鍛錬し、人格の完成に努め、社会に貢献することにあります。
その特徴は次の4点です。
- 体育・精神修養も重視した「武道空手」
- 「極めのある一本勝負」を重視した空手
- 基本、組手、形の「三位一体」の空手
- 各人の人生段階に応じた「生涯空手」
武道においては、身体を動かす技術だけでなく、心を鍛えることも重要です。
敵を倒すのではなく、自分自身に克つことが大事です。それが武士道の精神です。
私たちは長い人生において、さまざまな困難に直面します。
大事なことは、たとえどのような状況に置かれても、その中で今の自分に何ができるかを考え、工夫し、勇気を出して挑戦することです。
皆さんも年の初めに改めてこれらのことを確認して稽古に励み、心と身体を正常に保つよう努めていただきたいと思います。
令和6年が皆様にとって素晴らしい飛躍の年になることを心から願っています。
(2024.1.1)
新しい年がスタートしました
是非このタイミングで、改めて空手を始めた(習わせた)時の目的を思い出して、夢を持って諦めない心と挑戦心でどん欲に前に進んでいきましょう👊