7MHz 3/4λ Folded DipoleのSWR値 | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

3/4λ Folded Dipole のSWR測定値をYouTubeにアップしました。

しかしどうも見にくいです。

何とかならんのか? と色々考えた末こんなことしてみました。

 

IC7300の表示部分にSWR値の棒グラフを出してみました。

中心周波数を7.1MHzにして10kHzステップで表示させました。

この様な値はダイポールやツェップでは難しいですよね?

7.05MHzで1.3~1.4位、7.1MHzで1.1、7.15MHzで1.2位です。

ダブルバズーカでもここまで広帯域にはならないんじゃないですか?

 

 

実際に電波を出してみてIC7300 とMFJ989Dの電力計でどのような数値が出ているか検証です。

 

7.05MHzでRTTYにして100Wの連続送信です。

どちらもSWRは1.3位ですかね?


7.07MHzでSWRは1.1位ですかね?

 

 

7.10MHzです。

反射電力は殆ど振らなくなっています。

IC7300 もSWRは1.1でしょうね。

 

 

7.12MHzではIC7300 では少し上がって1.2位ですがMFJ989Dでは反射電力がほとんど振りません。

 

 

 

7.15MHzまで行けばIC7300 は7.12MHzと同じくらいですが、989Dでは反射電力が少し多くなりました。

 

 

7.17MHzまで上がってきました。

ここまで上の周波数で使う人はいないでしょうがSWRはまた少し下がってきました。

 

 

 

3/4λ Folded Dipoleは7MHzに関してはとても広帯域で(チューナーを使わなくていい)よく飛んでいます。

設置・調整は少し難しいかもしれませんが設置してしまえばとても使いやすいアンテナです。